第2話 3つのアドバイス

僕は飛び起きて、電話をとった

「もっもしもし?」

「夜分遅くすみません…今お時間よろしいですか?」

「いいよ?どうしたの?大学のこと?」

「いや…今日なんで…なんで私“なんか“に話しかけてくれたんですか?」

「気になったからかな…ただ単純にさ」

「そ、そうですか…もし良かったらまた、明日も………」

彼女はモゾモゾとそう言う。


その日はそれだけで電話を終わらせ、また明日大学へ行くのが楽しみになった。


次の日……大学……

今日もいつもみたいに大学に来て、もうそこには彼女がいた。

そういえば名前をまだ聞いていなかったと、僕は彼女の名前を聞いた、

彼女は『雨宮 みこと』とそう名乗った。

歳は、僕より1つ上でこれまで馴れ馴れしくタメ口で話していたことを謝った。

けど雨宮さんは、心よく「そのままでいいですよ」と笑顔で言ってくれた。


その後に、雨宮さんとメールアドレスを交換した。

電話だと出れない時があると、不便な気がするという理由だった。


その日も雨宮さんは、一限で帰った…と思っていた。


昼休み……食堂……

いつもどうり、天ぷら定食を買った。

僕は、天ぷらが大好きだったのでほぼいつもこれを注文する。

席に着いて食べようとすると、隣に雨宮さんが座ってきた。


「こんにちは」笑顔でそう言った

僕も笑顔で「こんにちは」そう返した


「すみません、なんか馴れ馴れしく」

「いいよ、今日は1人だったし。これからも…もし良かったら一緒にご飯食べない?」

「い、いいんですか?是非!!」

そんな『屈託のない笑顔』に僕は“ドキッ“とした 。


それから色々話した。

どんな音楽が好きとか、好きな食べ物とか、趣味とか。

他愛もない話をした。けどその時間は、とても楽しくてすぐに終わった。


『もうこの頃には…僕は雨宮さんのこと好きだったと…思う』


違和感と懐かしさと愛しさと……色々な感情を3日で抱いた、雨宮さんとあったその日から……


大学終わり……バイト先……

「よう!なんか嬉しそうだな、何かあったか?」と店長が話しかけてきた。


店長の『秋雨 リンドウ』さん

すごく頼りがいのあるいい店長だ、悩みがあればいつもこの人に相談しているり

年は24歳で去年、このお店を引き継いだ、若いのにすごいと思う。

身長は180センチくらいがっしりとしているが、ムキムキというわけではない。


「最近、知り合った人がいて、その人といるとすごい楽しいんです。」

「そうか、大切にしてやれよ」

「?」

「お前は、その人を大切に、守れ。いいか、アドバイスは、3つ。守れ、病気になったら見舞いに行け、そんで励ませ、元気な時も苦しい時も一緒に……」

リンドウさんはらその言葉を言おうとした後、少し悲しそうな顔をしていた。


「一緒に居てやれよ。」


「それじゃあ4つですよ」僕たちは、一緒になった笑った……



後書き……

今回は、新キャラが出ましたね、雨宮さんと合わせてリンドウさん。わかる人にはわかると思いますが、ゴッドイーターの雨宮リンドウさんです。大好きなキャラです^ ^

秋雨リンドウさんは、まさに雨宮リンドウさんみたいな人です。

ちなみに染替 旬(主人公)は、リンドウさん以外にももう一人いる


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