ラジオ体操第185正8395澗4332溝1088穣5261𥝱7946垓4318京9387兆3634億5883万1701

みなもとあるた

ラジオ体操第185正8395澗4332溝1088穣5261𥝱7946垓4318京9387兆3634億5883万1701

皆さんおなじみラジオ体操。


誰でも一度くらいやったことあると思いますが、実はあれって第一から第三まで存在しているそうなんです。一番有名なのがラジオ体操第一ですね。


でも大体の方はラジオ体操第一までしかやったことないんじゃないでしょうか。

私自身は第二までならやったことあるのですが、今ではあんまり覚えてません。


そしてラジオ体操第三に至ってはごく短期間しか放送されていなかったため、ほとんどの人が出来ないんだそうです。


ちなみに非公式ですがラジオ体操第四や第五といったネタ動画もアップされているようですね。


ところで皆さん、今までにこんなことを思ったことはありませんか?

「ラジオ体操って第いくつまで作れるんだろう?」


思ったことありますよね?思ったことのない方は今思ってください。


適当な動きをなんとなく繋げればいくらでも無限に作れそうな気もしますが、ラジオ体操の第一と第二を見比べると、完全に同じ動きは一度も出てきません。


つまり、仮にラジオ体操の第四、第五、第六…を作っていくとしたら、それまでのラジオ体操に出てきた動きは入れてはいけないということになります。


人間の関節は限られた数しかありませんから、人間に可能な運動の種類も無限ではなく有限です。


ということは、ラジオ体操をずっと作り続けていけば、いつかは人類ができる運動の数の限界に達し、新しいラジオ体操を作れなくなるのでは…?


そんな疑問を解消するために、ラジオ体操第何まで作れるのかちょっと計算してみました。


数学が苦手な方は、計算を読み飛ばして結果だけ読んでも大丈夫です。




【計算の前提条件】

・同じ「運動」は一回しか登場しない。

・関節を一か所でも動かしていれば、一つの「運動」としてカウントする。

・「人間の関節は144個ある」というデータを参考にする。

・計算が複雑になりすぎるのを防ぐため、それぞれの関節は「動かす」または「動かさない」のどちらかの状態になるものとする。

・「12種類の運動」で一つのラジオ体操としてカウントする。




それでは計算開始。


まずは人間に可能な「運動」の数を計算します。

人間の関節は144個で、それらすべてが「動かす」または「動かさない」のどちらかの状態になれるものとしています。


とりあえず144個の関節それぞれに名前をつけることにします。

ここでは関節1、関節2、関節3…関節144という呼び方にしましょう。


まず人間が何もしていない状態では、関節1から関節144までが全て「動かさない」の状態になっています。このように全ての関節が動いていない状態のときは「運動」としてカウントしないことにします。


そして関節1だけを動かした場合、関節1は「動かす」の状態になり、それ以外は「動かさない」の状態になっていることになります。

これは1種類の「運動」としてカウントされます。


関節2だけを動かした状態も同様に、1種類の「運動」としてカウントされます。


このようにしていくと、どこか1か所の関節を動かす「運動」だけで144種類作れることになりますね。


でも、これで終わりではありません。


なぜなら、ここから先は関節同士の組み合わせを考えていかないといけないからです。

具体的に言うと、「関節1と関節2を動かす運動」、「関節1と関節3を動かす運動」、「関節1と関節4を動かす運動」…といったように、複数の関節を選んで動かすという組み合わせを全て考えていく必要があるということです。


二つの関節を同時に動かす運動、三つの関節を同時に動かす運動…という風に、動かす関節の数も段々と増やしていきます。


高校数学の組み合わせの計算ですね。


細かい説明は省きますが、このように計算していくと人間に可能な「運動」の数は「2の144乗-1」という結果となります。


最後に-1をつけているのは、最初に言った「全ての関節を動かさない状態は運動としてカウントしない」の分です。


「2の144乗」とは、2を144回かけるということです。


文字にすると

2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2 という果てしない数になります。


計算すると、22300745198530623141535718272648361505980416 という値です。


つまり、人間に可能な運動の数である「2の144乗-1」とは、2230正745澗1985溝3062穣3141𥝱5357垓1827京2648兆3615億598万415 という事になります。


計算を簡単にするために数字をかなり小さめに見積もっているのですが、人間ってこんなに多様な動きができるんですね。


さて、人間に可能な運動の数が分かったところで、次はこれをラジオ体操にしていきます。


12個の運動で一つのラジオ体操を作りますので、22300745198530623141535718272648361505980415を12で割ると、作れるラジオ体操の数が分かることになります。


計算すると、185正8395澗4332溝1088穣5261𥝱7946垓4318京9387兆3634億5883万1701 あまり3 となりました(計算間違ってるかも)。




【結論】


ラジオ体操は第185正8395澗4332溝1088穣5261𥝱7946垓4318京9387兆3634億5883万1701まで作れる!!!


ちなみにラジオ体操第一が1回約3分なので、全部やるには約100澗年くらいかかります。

数字にすると100000000000000000000000000000000000000年です。


いかがだったでしょうか?ラジオ体操を全部やり切るのはちょっとだけ大変そうということが分かりましたね!


やっぱり日ごろから運動することは大事ですので、皆さんも100澗年かけてラジオ体操をコンプリートできるように頑張りましょう。


それではまた。









【大事なことを忘れていた】


ラジオ体操って、例えば「大きく動かす」とか「早く動かす」なんて指示も可能ですよね?

…そしたらもっと増えるのでは?


さっきまでのは、「関節を動かすか動かさないか」だけの考察でしたが、今度は「大きく動かすか小さく動かすか」「早く動かすか遅く動かすか」まで考える必要があります。


この場合、人間に可能な運動の数は (2の144乗-1)×2の144乗×2の144乗となります。

つまり、およそ2の432乗となりますね。


文字にすると

2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2 となります。


計算すると、11090678776483259438313656736572334813745748301503266300681918322458485231222502492159897624416558312389564843845614287315896631296 という値です。


つまり、人間に可能な運動の数である「(2の144乗-1)×2の144乗×2の144乗」とは、およそ110906787764832594383136567365723348137457483015032663006819183無量大数2245不可思議8485那由他2312阿僧祇2250恒河沙2492極1598載9762正4416澗5583溝1238穣9564𥝱8438垓4561京4287兆3158億9663万1296 という事になります。


12個の運動で一つのラジオ体操を作りますので、11090678776483259438313656736572334813745748301503266300681918322458485231222502492159897624416558312389564843845614287315896631296を12で割ると、作れるラジオ体操の数が分かることになります。


割りたくないです(さっきは紙に書いて計算しました)。


まあでも大体の計算結果として、

ラジオ体操第10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000無量大数くらいまでは作れることになりますね。


全部やるには何年かかるとかそういうことはもうどうでもいいでしょう正直。


皆さんもぜひ挑戦してみてください!!以上!

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