前のエピソード――第136話 13日目⑭おっさんは過去を語る②

《Result》

【拠点の共有アイテム】

・クーラーボックス、コッヘル、折り畳みスプーンとフォーク、断熱シート、レインポンチョ、LEDライト付きソーラー充電式モバイルバッテリー

・まな板、丸太椅子×２、鍬、ハンマー、干し網、金床石

・藤篭、土器(未完成)、浮き篭(New )

【拠点の設備】

・かまど

・トイレ

・燻製小屋

・物干し竿

・土器焼成用火床(New )

【消耗品】

・石鹸、薪、ファットウッド、松ぼっくり、葛の葉

・パラコード、麻紐、針金、使い捨てウェットペーパータオル、食品用ビニール袋、生理用品、エチケット袋、着火材

・牡蠣殻の食器、ハマグリの湯呑み、ハマグリのお玉、ハマグリの穴開きお玉、ウッドキャンドル

・釣り針、葛藁真田、手鉤

【発見した食材・素材】

・赤貝、アサリ、ハマグリ、岩牡蠣、カサガイ、カメノテ、ムール貝、穴ダコ、ワカメ、バイ貝、アワビ(New )、タイラギ貝(New )

・クロソイ、アイナメ、カサゴ、タケノコメバル、ムラソイ、シーラカンス、カレイ、三葉虫、海綿

・ジュズダマ、葛、葦、ハマボウフウ、ハマダイコン、ハマナス、ハマゴウ、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、スダジイのどんぐり、三つ葉、コウボウムギ(New )

・モヤシ、ムベ、エビヅル、スズメウリ、桑、藤、自然薯、赤鉄鉱、粘土

【加工食品】

・粗塩(海水)

・乾物(貝、タコ、魚、ワカメ)

・チクワ(アイナメ)

・お茶(葛の葉、ジュズダマの殻、どんぐりの殻)

・コーヒー(どんぐりの実)

・縄文パン(どんぐりの実)

・ジャム(桑の実)

・葛粉

・くずきり

・ゼラチン(シーラカンス)

・煮干し(各種小魚)

・玫瑰花(ハマナス)

・燻製魚(New)

【加工アイテム】

・貝殻石灰(貝殻)、葛根(葛)、生糸(葛)、松ヤニ接着剤（ピッチ）(松ヤニ、木炭)、虫除け(ハマゴウ)、トイレットペーパー(葛の葉)、精油(ハマナス、松)、苛性ソーダ(貝殻、海草)、石鹸(シーラカンス)、蝋(シーラカンス)、コンドーム(シーラカンス)

【植え付け予定】

・玄米３合(発芽中)

【植え付け完了】

・ひよこ豆、アイスプラントの苗、緑豆、いんげん豆、小豆、さつま芋、トマト、唐辛子、アブラナ、胡麻、大豆

【岳人の私物】

・鉈、折り畳み鋸、折り畳みスコップ、サバイバルナイフ、ラジオペンチ、砥石

・オイルライター、ライター用燃料ホワイトガソリン250cc、シングルバーナー(ホワイトガソリン内蔵260cc)

・高カロリー携行食２、２㍑水筒、500ccペットボトル、高度数ウォッカ240cc、各種調味料(塩こしょう、ハーブソルト、カレー粉、出汁醤油)

・衣類(Tシャツ２(うち１枚は美岬に取られた)、カーゴパンツ、セームタオル、トランクス２、長袖ラッシュガード２、ハーフレギンス、靴下)、半長靴、革手袋、軍手、裁縫道具、腕時計

・白金カイロ、救急用品、アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、カミソリ)、ハーモニカ、財布、携帯電話、筆記用具、ノート、キーホルダー

【美岬の私物】

・アーミーナイフ、ファイアースターター、折り畳み傘

・高カロリー携行食２、2㍑ペットボトル、500ccペットボトル、乾燥麹

・衣類(岳人のTシャツ、ハーフレギンス、セームタオル、スポーツブラ２、ショーツ４、長袖ラッシュガード、７分丈ジーンズ、Tシャツ、スニーカーソックス、スニーカー

・アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、ヘアブラシ、爪切り、リップクリーム、はさみ、コンパクトミラー、毛抜きピンセット)、財布、教科書、ノート、ペンケース、文庫本、携帯電話、充電器、キーホルダー

《13日目のまとめ》

　前夜の夜更かしのせいで寝坊する二人。先に起き出した岳人は葛の採集と加工をする。前日の夕方から燻していた燻製魚を回収し、生乾きの煮干しを燻製小屋の余熱で乾燥させる。完成したばかりの燻製を使ってブランチにする。

　食後、粘土採集に向かい、途中で新居の建設予定地の視察をする。

　採集した粘土で釉薬を作り、コウボウムギの刷毛で土器の表面に塗ってまだ熱い燻製小屋で乾かす。

　前日からふやかしていたハマエンドウを使い、味噌と醤油の仕込みを始める。また減ってしまった麹を増やすため、茹でたジュズダマと混ぜてジュズダマ麹の仕込みもする。

　味噌と醤油と麹作りでジュズダマの在庫を使いきってしまったので美岬はジュズダマの収穫に向かい、岳人は塩作りと素潜り漁の準備をする。その後、土器を焼くための火床を準備する。

　採集から戻ってきた美岬がトリュフを見つけてきたので、それを活かすためにムラソイを1匹だけ釣っておく。

　海綿の採集の為、美岬が素潜り漁をして岳人がそのサポートする。海綿の他、アワビやタイラギ貝も捕る。取りたての高級食材で豪華な夕食を作る。

　夕食後、松葉から避妊薬の材料となるテレビン油を蒸留しながら、岳人は美岬に自分の過去を語る。

【作者コメント】

　いつも沈没ライフを読んでくださってありがとうございます。小まめにコメントくださる読者様、寛大にギフトを贈ってくださるサポーター様、作品フォロー、作者フォローして推してくださるフォロワーの皆さんにもこの場を借りて改めてお礼申し上げます。カクヨムSF 部門でもかなり異端なこの作品ですが、引き続き岳人と美岬のサバイバルライフを見守っていただけると幸いです。

*2024.8/24ここまで改稿完了