第27話

「ところで...。今ね、私ね、

シンジくんの家の前にいるの...」


「え」


「今からそっち行っていい?」


「え」


「ダメかな...?」


「もしかして、これから仕事?」


「いや、違うけど。

今日は休みだけど...」


「今、家、シンジくんのほかに誰がいる?

お母さんとかいる?」


「あ、いや、、母さんは、スーパーの早朝品出しのパートに行ってていないけど...」


「そうなんだ...」


「アイドルって忙しいんだろ...?

今日、おまえ、仕事は??」


「うーん、それなんだけどね...」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る