初めに言(ことば)があった

作者 ゆきこ

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 最終話、言葉をつなぐへのコメント

     はじめまして。こちらから感想を送らせていただきます。

     突然訪れた人の死が嵐のように全てを打ち壊していくさまを、主人公と共に呆然と眺め、そして彼の手元に残ったものを確かめるような気持ちで終盤を拝読しました。
     積み上げたものをほとんど破壊し尽くすような展開でなければ表現しえなかった感情が、きっとあったのだと思います。
     一読者として、その全てを汲み取ることは出来なかったかもしれませんが、この物語はこうでなくてはならなかったのだろうと、そう思っています。
     最終回を拝読して、この物語で喪失が繰り返し描かれたことの意味の一つを見た気がします。それはまだ正確に言語化は出来ません。喪失は喪失以外の何物でもないので、それを経て主人公が成長したなどという安易な読みは避けます。
     しかし、最後の彼の語りは紛れもなく、先生の言に始まり彼が背負ってきた様々な呪いが、一つの祈りとして結実したものです。彼はこの時ようやく、一人の大人として子どもの前に立てたのだと思います。

     最後まで書き切っていただき、ありがとうございました。ゆきこさんの物書きとしてのご活躍を、今後とも応援しています。

  • 1、はじまりの言葉へのコメント

    子供の頃こんな大人が居たらなと思いました

  • すべてのエピソード 2
  • ゼロ
  • 1、はじまりの言葉 1
  • 2、刻まれた言葉
  • 3、投げつけた言葉
  • 4、遺された言葉
  • 5、言葉少な
  • 6、ボーイ・ミーツ・ガール
  • 7、言葉のはじまり
  • 8、幽霊たち
  • 9、言葉がつながる
  • 10、単純な言葉
  • 11、言えなかった言葉
  • 12、雛は巣から旅立つ
  • 13、あわれみの言葉
  • 14、悪意ない言葉
  • 15、大海を知る
  • 16、言葉を歌う
  • 17、思わぬ言葉
  • 18、言葉にならない
  • 19、言葉を吐き出す
  • 20、祝いの言葉
  • 21、言葉が落ちる
  • 22、言葉に詰まる
  • 23、言葉を描く
  • 24、言葉が通じる
  • 25、言葉を語らう
  • 26、言葉の代わり
  • 27、再会
  • 28、変わらぬ言葉、変わった言葉
  • 29、まっすぐな言葉
  • 30、祈りの言葉
  • 31、乞う言葉
  • 32、言葉を失う
  • 33、歯の浮く言葉
  • 34、中身のない言葉
  • 35、言葉が生まれる
  • 36、拙い言葉
  • 37、棘のある言葉
  • 38、責め立てる言葉
  • 39、呪いの言葉
  • 40、慈しむ言葉
  • 41、皮肉な言葉
  • 42、言葉が重なる
  • 43、届かない言葉
  • 最終話、言葉をつなぐ 1
  • あとがき