離れゆく者

母校 いづれか尽きる野薔薇のように

忘れていく闇を置いていって

途絶えていく

あのころの仲間は疎遠になるばかり

もう一度会えたなら

なんと声をかけていただろう

そうね もう潮時だから


信じれない 何を?

声を遠ざけて

あのころの言葉は今でも胸を痛めつけるの


言葉がない世界で生きていたとしたら

今頃息をしていないんだろ?

否定されし日常の中で

自分の胸に留めていなくては空気を吸えていない


もう懲り懲りよ

架空の人物を物語るのは

人々の会話は永遠に切なく茹だるのだろう


笑って最後を迎えれるなら

その先は走れなくなっても良くなって

つまづいて周りにいる

たれをかも出会わせた人達は


言葉がない世界で生きていたとしたら

今頃息をしていないんだろ?

否定されし日常の中で

自分の胸に留めていなくては空気を吸えていない


言葉がない世界で生きていたとしたら

今頃息をしていないんだろ?

否定されし朝日は

今日もうずくまって離れない

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