僕が異世界転生したら最強の魔法使いになるつもりです

えむ。

もし僕がゲームの職業で○○が好きならば

「ふぅーあぁー... よく寝たぁ」


今日は2021年10月1日、僕(松ヶ谷 朱蓮)は学校へ行く。

僕はいつものように、顔を洗い、ご飯を食べ、歯磨きをして登校する準備はできた。

少し学校に行くまで時間があったのでスマホをいじっていた。

すると、1つの記事が目にはいってきた。


【新作ゲーム発売日決定!!予約お早めに!!】


前から話題になっていたゲームの発売日が決まったようだ。

「めっちゃやりてぇー早く発売しないかなー」

すぐに時間が経っていった。

「やべ!」

リュックと水筒を持ち玄関まで行った。

「よし、行くか」 

「学校行ってくるよ!行ってきまーす!!」

「行ってらっしゃーい!気をつけてね!!」

元気の良い母さんと婆ちゃんの声が返ってきた。


僕は元気いっぱいに、家のドアを開けた。

すると、家の前にはいつも通り親友の智也が待っていた。

「遅かったな、いつも通り」

「余計なこと言うなよ」

「間違ったこと言ったないだろ?」

「そうだけど、、、」

「行くぞ、早く」

「お、おう」

余計なことを言われたがはやく学校に行くことにした。


「なぁ、昨日新作ゲームの発売日決まったな!!」

「そうそう!!さっき記事を見たんだ!!」

さっき見た発売されるゲームの話をし始めた。

新しく発売されるゲームは、自分の好きな職業を選び、広いマップを駆け回ったり、彼氏、彼女もつくることができる、なんでもできてしまうゲームだ。

「あ、そういえば朱蓮はなんの職業にするんだ?」

智也が聞いてきた。

「んーやっぱりかっけーー」

「かっけーー?」

「魔法使い!!!」

「そこはみんな大好き剣士じゃないのか??」

そりゃあそうだ、普通ゲームをする時、大体の人が剣を振り回し、敵を斬りまくる剣士を選ぶはずだ。

「普通魔法使いだろ??だって、剣士は剣を使って倒したり、自由に行動できて強いけど、」

「けど?」

「魔法使って敵を一気に倒したいじゃん!!」

「そんな理由かよ!!」

「悪いかよ!!」

「別に悪くないけど、、」

そんな話をしながら歩いていると、

「あ!危ない!」

急に智也が叫んだ。

僕はどうせいつものことだろうと思っていた。

だけど、今日はいつも以上に演技が上手だと思った。


「キキィィ」

車がブレーキをかけている音が聞こえた。

次の瞬間車は歩道に乗り上げてきて、僕は車にぶつかった。

「おい、おい?!朱蓮!!意識をしっかりもて!!」

そんな声が聞こえてきたが、意識が薄くなり、僕は目を閉じた。

すると、目の前が急に眩しくなった。

「あぁ!」

「おや、目が覚めたのですね?」

目の前には可愛らしい女性が立っていた。

「ぼ、僕は?い、生きてる?!」

「なぜそんなに焦っているんですか?」

「だってだって!!」

女性が僕の近くにやってきた。

「あなたは死にました。ですか、まだ生きる方法があります。それは異世界へ行き、生活することです。」

僕は驚いた。

「普通は、赤ちゃんになったりだとか、意識が戻ったりとかないのか?」

「そんなのあるわけなくないですか?」

(いや、異世界の方がないだろ?)

と僕は思ってしまった。

「異世界に行きますか?行かないとあなたはこのまま死んでしまいますよ?」

行くしかないのか、、

「じ、じゃあ行くよ」

「決まりですね!!」

え?こんなに早く決めてしまっていいのか?

「今からあなたを異世界に転送する準備をしますね?」

やっぱりだめだった。

「おい!待ってくれよ!異世界に行ったとしてもどうすればいいんだよ」

「あなたはゲームが好きですよね?特に魔法使いとか」

なんで知ってるんだよ、、

「好きな職業を選び、敵を倒せばいいんです。そしたらいつか帰ってくるでしょう」

え?今おかしなこと言った気がした。

「今から転送しますね」

「待って、待って!」


 ポチ


あたりがより眩しくなった。

「それではそちらの世界で頑張ってくださいね」

「待ってって言っただろぉぉぉぉぉぉー!」

「いってらっしゃい!!」


「うわぁぁぁ!!」

目を開けると家や酒場があり、人がたくさんいた。

「あぁ、異世界に来てしまった、、」

そう、僕は異世界に転生してしまったのだ。

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僕が異世界転生したら最強の魔法使いになるつもりです えむ。 @emu_karekano

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