生まれたばかりの雀ちゃん物語
アメジスト
第1話 ジュタとの出会い
〘孤島〙
目を開けると、初めて見る世界だった。
目の前には大きい洞窟みたいなものがあり、その前にはお墓みたいなものが3つあった。
近づいても特に何も無かったので洞窟へと入る。
白いキャンドル全部に火をつけたあと洞窟の出入り口らしきところにでた。
外を覗いてみるときれいな景色。高さが少しあったがジャンプして降りる。
あたりを見回すと、光る子がいた。近づいたら光って私の背中に先程まては無かった茶色のケープが出た。
その茶色のケープをつけてから、少しだけ飛べるようになった。
途中で黒色の人にあって、何をするのかわからなくなり、キャンドルを出した。
黒色の人もキャンドルを出して、お互いのキャンドルが重なった。
すると、黒色の人の姿がだんだん見てるようになって、完全に姿が見えた。
その人は、私みたいに茶色のケープではなくて、黒色のケープで魔女の帽子を被っている人だった。
?「わぁ、可愛い雀ちゃんだ」
「こ、こんにちは」
?「こんにちは」
その人はにっこり笑って挨拶を返してきてくれた。
「あ、あの」
?「どうしたの?」
「何を、してたんですか?」
?「あぁ、僕はキャンマラをしてたんだよ」
キャンマラ、という言葉を口にした。キャンマラとは何のことだろう?
「キャンマラてなんですか」
?「あ、そっか。雀だから知らないのか」
?「キャンマラていうのはね、赤いキャンドルの上に光の欠片みたいなのがあって、それを回収することなの」
「赤い、キャンドル?」
?「そう。赤いキャンドルがあるんだよ」
「教えてくれて、ありがとうございました!」
?「いいんだよ、あ、それより君の名前は?僕はジュタだよ」
「私の、名前はまだ、ないです、」
ジュタ「あ、ごめんね」
ジュタ「じゃあ僕がつけていい?」
「!いいんですか!?」
ジュタ「うん!ちょっと待ってね、考えるから」
ー数分後ー
ジュタ「君の名前は蘭夢だ!」
蘭夢、可愛い名前。
蘭夢「らんむ、蘭夢…」
ジュタ「よーし、蘭夢。」
蘭夢「は、はい」
ジュタ「一緒にキャンマラしよう!ついでに精霊の開放と光の子の回収しよう」
蘭夢「いいんですか…?ありがとうございます!」
ジュタ「もう、敬語じゃなくて、タメ口でいいよ」
ジュタ「さぁ、行こう!」
そう言うとジュタは手を差し伸べてくれた。
ジュタ「手を離さないでね、蘭夢」
そういい、手を引かれた。
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