第39話(鬼軍曹最終形態)

鬼軍曹達と勇者達は手を組む事にした。本物の勇者ご一行の一人、白魔法使いは回復魔法で鬼軍曹達、四匹の姿を人間に戻す。しかし、上手くいかず、顔はそのままで胴体が人間になり、四本足と尻尾が犬になってしまった。更に気持ち悪い姿になる四人。ヤコは少し距離を取った。勇者の思惑通りに脱獄は出来なかった。しかし、諦めてない。


ーーその頃、地球では、リュウとアキがマンションに帰って来た。アツシをアナザーシープのゴタゴタに巻き込む訳にはいかない。リュウはアツシをマンションに連れてこなかった。


リュウとアキがマンションの部屋に入ると、リビングでパンを食べる事にした。藤原パン店で買った物だ。


「「いただきます」」


リュウはじゃがバターパンを。アキはアナザーシープパンを食べる。


「リュウ君、餃子パンとは考えたね」

「タニアが教えてくれた物だ。人気出ると思うよ」

「むぅ~」


アキが少し不機嫌になる。タニア国王に嫉妬してるからだ。


「アキとアツシがくっ付けばお似合いのカップルになると思うよ」

「むぅ~。うちはリュウ君一筋たい」

「参ったな。俺はタニアの夫だし」

「目を覚ますとよ」

「これから眠ってタニアの元へ帰る」

「うちも着いていくたい」

「別にいいけど」


二人は食べ終えて、アキはソファーに。リュウはベッドで寝る。ベッドにはダートスリープに掛かったヤコが眠っていた。リュウはヤコの肩を揺さぶる。


「ヤコ……ヤコ…………。ダメだ、起きない」


リュウはヤコが牢屋に入ってる事を知ってるが、内閣情報調査室のエージェントとは知らない。リュウはヤコの隣で眠る。


リュウとアキは王座の間からスタートだ。タニア国王が王座に座っていた。段々顔が曇る。


「リュウ! 帰って来たと思ったら、誰だその女は」

「パン屋の従業員だよ。俺、リアルじゃパン屋のオーナーだしさ」

「よく見たら、いつぞやの魔法使いではないか。妹のゼニアとそっくりだ」

「いかがわしい関係じゃないから安心せい」

「国王さん。リュウ君は返してもらうとよ」

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