『はばつ』

『はばつ』

　『これは、歯医者さまに行った際の、状況を、カリカチュアしたにすぎません。他意はありません。』

　　　　　　　😱

　まえぶれ

　い、いたい。

　なんだろう。

　すごく、いたい。

　これは、あきらかに、異常だな

　しかたがない、先生にみてもらおう。

先生

　『あ〰️〰️、これは、もう、だめですなあ。ひとりでは、たえられないでしょう。やはり、はばつしましょう。ちょっと、覚悟が必要です。ますいもしなければ、はばつにますいは、つきものです。でも、かなり、力も入りますよ。』

ぼく

『はばつ、きらいです。ぼくは、抜かれるのが普通で、あまり、抜いたことはないです。』

先生

『どうちがうの？』

ぼく

『はばつのひとは、なぜか、たいがい、自動的に抜けるんです。』

先生

『ふうん。よくわからないけど、まあ、覚悟召されよ。やりましょう。でないと、ずっと、ひとりで、いたいです。はばつは、あなたのためになります。きょうは、ぜひ、はばつに、入りましょう』

ぼく

『そりゃ、ほんとは、たしかに、ひとりでいたいです。やはり、はばつは、きらいだから。』

先生

『まあ、いたいなやみは、はやく、たちきりましょう。はい、ますいしますか。いたくなくなります。』

ぼく

『それは、ぜひ。やはり、まひしないと、はばつできないし。』

先生

『まあ、必要な場合もありますよ。あまり、高齢だと、耐えられないかもしれないけどね。まだ、ダイジョブです。』

ぼく

『わかりました。やって、ください。』

先生

『では、はい、やります。かくご。ぶちゅ。じゅわ〰️〰️〰️〰️。じゅわ〰️〰️〰️〰️。はい、これで、はばつに入れますよお。あまり、痛みは感じないはず。こいつは、根がふかいので、引き抜くのは一苦労です。ははははははは。』

ぼく

『ははははははははは。』　

　こうして、ぼくは、このひ、はばつに入った。

　しばらくは、はれたり、さわいだり、ころがったりするかもしれないなあ。

　やはり、はばつなんか、きらいだ。

　　　　　　　💉(歯抜)