恋悩
柚
恋悩
アラームの救命活動で僕は息を吹き返す。
重い足取りで身支度を済ませ学校へ向かう。
席に座ってから数分後、君がドアを開ける。
君は遠回りして自分の席に座る。
僕の口は君に声をかけようとするが声がでない。
僕は君を想う事をもう許されてはいない。
その意味を分かっているつもりでも体は正直だ。
僕は正直すぎる体に蝕まれ病んでいく。
体にいくら「殺してくれ」と懇願しても体は聞く耳を持たない。
耳は君の声を求め続け、目はすいぶん前から見えていない。
家に帰り生活活動を済ませベットに入る。
目を閉じると僕は君との思い出の海に突き落とされる。
そして僕は溺れながら1日を終える。
恋悩 柚 @CITRON0724
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