第9話 わあァ……😫💦

 脱いだ覚えもないのにパンツは、アスファルトの上に落っこちている。



「あわわわわァ〜ーー……😫💦」

 慌ててボクは悲鳴を上げパンツを拾い履き直した。


 けれども、不思議なことだが履いた途端にスットンとパンツが地面へ落ちてしまう。


「な、なんでだよォ……」

 決してゴムがゆるいわけではない。

 どんなトリックを使っているのか、まったく解らない。



『ほら、可愛らしいお尻ねえェ……✨🤗✨✨』

 まるで、常連の熟女が新人ホストをからかうようにペロッとボクの尻を撫でた。



「わあァ〜ーー……😫💦 や、やめてください!!」

 ボクは、パニックになりかけた。



 何度もパンツを拾っては履き直すが、直後に地面に落ちてしまう。









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