140文字小説
柊 啓斗
いつもの日常
「ねえ、ハナニラの花言葉って知ってる?」委員会の活動で花に水を与えているとき、君は話しかけてきた。花言葉について無知な私は君に聞いたが、君はナイショと笑って何も教えてくれない。委員会も終わり、帰ろうとしてる私にいつもより悲しそうな顔をしながら君は手を振って言った。
「さようなら」
140文字小説 柊 啓斗 @hiiragikeito21
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