第26話 リュウト視点

「ふむ、ここは問題ないように見えるな。」


俺は今『南』の森の中にある道を歩いていた。


「この先に村があったはずだ。そこに行ってみよう。」


俺は道を進む。


「む?なんの音だ。」


暫く歩いていると前方から音が聞こえ始めた。


ガキン!ドシャ!


と言う音に続き悲鳴なども聞こえる。


「っ!」


俺はすぐに駆け出した。

そして村を見て絶句した。


「なるほど、これは厄介そうだ。」


村の全てが切り刻まれていた。

そこらじゅうに血溜まりが出来、死体が転がっている。

その中を二本の片手剣を持っている男が歩いていた。


「ふははは!これが俺達の怒りだ!」


その男が剣を一振りするだけで斬撃が飛び、全てが切られていく。


「相当な実力者だ。こいつが原因で間違いないようだ。」


俺は声をかけてみることにした。


「君が『南』から攻めてきている人かい?」


「さっすが王国だぜ!情報が早い!まるでこちらの動きが丸見えだな!」


その男は面白おかしく言った。


「まあすぐに死ぬがな。」


その男は俺に殺気を向け剣を振るった。

とんでもない速度で斬撃が飛んでくる。

俺は剣に手をかける。

そして、


「ふっ!」


その斬撃を抜刀した勢いで打ち消した。


「へえ!なかなかやるね!殺り合おう!」


「ふむ。どうやっても戦闘は免れないようだ。」


「三英雄が一人『龍双剣』ガデル!いざ参る!!」


「Sランク級冒険者リュウト。手合わせ願う。」


戦いの火蓋は下ろされた。


──ステータス──

・ガデル 不明

レベル 24007

スキル 龍双剣(龍創剣)

・双剣使い Lv2269・龍創 LvMAX(最大Lv1000)

称号 三英雄 双剣(創剣)を極めし者


体力.5600000/5600000

筋力.7230000

防御力.3400000

脚力.600000

魔力.0

英気.500000/500000

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