第3話
「見てリアム!生まれたわ!」
「ああ、カミラと俺、どっちにも似ててかわいい子だ」
俺は無事に産まれたらしい、両親と思わしき人の嬉しそうな声が聞こえてくる。
「私がママでこっちがパパよ」
自ら教えてくれる事は有り難いが、普通は教えてもわからないだろうに。
無事生まれたのはいい事だ、だが身動きが取れないし…
「おぎゃああぁぁぁぁ」
泣こうと思ってないのに泣いてしまう、これが本能というやつなのだろうか、思えばとてもお腹が空いている。
すると両親が慌ててあやしたりして来る、あっ乳を出してきた、うぅ、これを飲むのか、自我は芽生えてんのにこれを飲むなんて、ラノベ主人公の気持ちがわかった気がする。
しょうがなく乳を飲み、おのれ神様め、と八つ当たりしていると、眠くなってきた。
しょうがないから寝るか、そう思うと簡単に寝れた。
…それから同じような毎日を過ごし3ヶ月が経った
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