第47話 レポート



 ひらがなを眺めるだけという狂気のエッセイ。

 あいうえおからわをんまで、全部やってみました。


 ひらがなの群れは、だいたい百文字くらいでまとめています。




 

 感想としては、


 あ行やか行や最初らへんは、眺めた後に湧いてくるイメージがわりとはっきりしているのが、印象深かったです。

 しかし、最後らへんになるごとに、イメージが他方にぶれていったような気がするのが不思議です。


 興味深かったのは、模様に見えるひらがなと、そうでないひらがながあったという点です。


 文字を文字として認識するのはどういう仕組みがあるのか、そこらへんを掘り下げてみると面白いと思いました。


 人によってイメージが違いそうなので、他の人がやっているのも見てみたい気はしますが、たぶんこんな事をやってる人は他にいないような気がします。


 シンプルな実験もかねたエッセイでしたが、いくつかの興味深い点が発見できたのが幸いです。


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ひらがなを眺めるエッセイ 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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