家に張り紙されました事件
時はまたまた私の幼少期に遡ります。
時系列順に書けたらいいのですが
なにゆえ本当に小さかった頃の話なので
記憶はあれど時系列は曖昧です。。。
すみません。
これは母がまたまた借金をしてる話になります。
うちの母って借金癖あんのかもしれん。
何が大変でお金を借りたのか知りませんが、
母
ある地元にある小さな旅館のオーナーのおばあちゃんにお金を借りていたんです。
ここでは仮名でその旅館を「扇屋」
と呼びます。
そのおばあちゃんすっごくがめつくて
ケチなおばあちゃんで、
(そういう人だからお金が貯まるんだろうけど)
その小さな旅館は全然流行っていなかったけどそこそこまとまったお金を持っていたみたいです。
ちなみにそのおばあちゃんがどんだけ
ケチかと言うとですね
うちは父以外は運転免許を持っておらず
(私は小さいので当たり前だけど)
しかし田舎なので移動には車が必須
そんな時そのおばあちゃんが
運転免許を持っているので送り迎えをお願いしたんですけどね
ガソリン代プラス手間賃を取られていました(笑)
まぁ別に母が個人的にお願いする分にはいいと思うんですが
そのおばあちゃん、私が車がなく
目的地に行けない時にお願いしたら
私からもしっかりお金を取っていきました(笑)
小学生の子に頼まれて
お金を取るとか普通は考えられないですよね
私が大人になったから余計にそう思うけど
お金取るくらいなら断るわ(笑)
そんなちょっとお金にきたな…
コホン、節約家のおばあちゃんだったんですけども
うちの母このおばあちゃんのことを
めちゃめちゃ舐めきってたんですよ。
お金を借りた時も多分
コイツの金は踏み倒してもいいや
そんな感覚で借りたんだと思います。
ある日私が学校から帰ると
家の玄関に
「金返せ泥棒」
の張り紙がされていました。(笑)
ビックリして急いで剥がし、
すぐにママに電話しました。
「ねぇ、家のドアに金返せって張り紙されてたんだけどまたお金誰かに借りたの?」
するとですね母
「扇屋のババア!そんなことしてきたの!
あのクソババアに確かにお金借りたけどあんなもんは月数万でも返しときゃいいんだよ!
あいつ張り紙なんてしやがってふざけるな!」
こんなようなことを言っていました。
クソババアは確実に言ってました。
誰がどう考えても母が悪い話なんですが
母その後扇屋に乗り込み
おばあちゃんと大喧嘩したらしいです(笑)
結局お金返したのかな?そこまでは聞いてないや。
この話つい最近まで忘れてたんですけど
この間ふと思い出して
そういえば扇屋のおばあちゃんって
まだ生きてるの?とママに聞きました。
(その当時で60後半〜70代だったので
恐らく今80代だと思います。)
そしたらめっちゃ面白いことになってて(笑)
なんとおばあちゃんその歳で再婚したそうです(笑)
さすが張り紙ババア
元気だなぁ…
ていうかシンプルに気持ち悪い
その話聞いて食欲失せて夜ごはん食べずに済みました。ダイエットダイエットっと
うちの母がご迷惑をおかけしました。
余生変なおじいちゃんと安らかに過ごしてねおばあちゃん
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