第2話 告知

ツイッター、フェイスブック、インスタグラムーー。

それらは毎日の様に開いていた。

マイページの写真は、私の顔写真にすると、

読者数は、どれだけ増えるだろうか?

単なる興味心だった。


どれくらいもてているのか?

目で見れる程、リアルな数字に置換してくれる。


そこに、とある書き込みをして、私の準備は万端になった。


パソコンを閉じる。

そして私は買い物に出掛けた。お腹が好いている。何か食べるものを買わなくちゃ。


誕生日を迎えるその日に私は勝負を仕掛ける事に決めた。


3月14日、その日私は次の文章をアップする。


「翌3月15日。


読者の皆様へ。


ワタシはアナタガタにショウブをシカケマス。

ーー乞うご期待」


この投稿を公開した時点で、炎上しそうなほどの盛り上がりを見せた。

一体、どのくらいの人が来るのだろうか?

私はワクワクが止まらなくなる。


再び、パソコンを開いた。


「勝負?ーー楽しそうじゃん?」

「なになに?どんな勝負なの?」

読者たちのノリノリのコメントが大多数を占めていた。

その中の一部分はそれに否定的な意見だ。


否定するやつは、来なければいい。

それにそんな人に用はない。


私が楽しめればいい。

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