誤作動から始まる隣人お姉さんとの同棲生活

mimc

これまでと、これから




「ただいまー!」


 9月8日。秋というにはまだ早く、夜でもそれなりの暑さを感じながら、発した声量とは対照的な静寂に包まれた部屋に仕事を終えて帰還した。

 

「……」


 足音を極力たてないようにしながら、静かにリビングへと向かう。別に悲しいというわけではない。悲しくはないが、俺が放ったこの言葉たちは一体どこに消えてしまうんだろうと考えた時に、少し、胸の方がチクリと痛くなるくらいは、する。


 ……いや、まじで悲しくないし!別に虚勢も張ってないってば!


 確かに俺、斎藤さいとう 一馬かずまは今年でもう24歳。所帯を持っていても特段おかしいという年齢ではない。


 だが、彼女なんてかれこれ5年は出来ていない。最後にできたのだって、他大学との合同飲み会のような場にて、流れでそうなったようなもので、案の定一月と数日という短い期間を経て無事お一人様ゾーンへと再度ご案内をされた。


 そんな俺だって、2年ほど前まではこの状況を楽観視していた。別に人生で継続的にもてなかったという訳ではないのだ。社会人になって、少し今までより出会いの機会がなくなっただけで、女性と出会った数と過ごした年数をパーセンテージ化するとしたら、いくら3年もの年月とはいえ、きっと学生の一年間には遥かに劣るものだと考えていたからだ。


 俺はまだやれる。出会いが少ないだけなんだ。


 この負のスローガンを胸に更に2年を経て今にいたるが、結局意気揚々と掲げたスローガンなどとっくの昔に見るも無残に朽ち果て、現在まで残っているのは虚勢によって隠していた虚しさのみである。


 プシュ


 携帯を触り今日更新のネット漫画を見つつ、空いた反対側の手で買い置きしておいたビールの蓋をノールックで開ける。帰ってお風呂に入り、夕食を食べた後のルーティンワークがこれだ。寂しいと一言で切り捨てるなかれ。この習慣のおかげで翌日の激務もこなすことができるというものだ。


 そして今日も感覚を強制的にうわつかせ布団に潜る。これが日々。これが日常。この習慣は日々がつまらないから行っているのではなく、そう感じさせないようにするための、一種の逃げのようなものだろう ——



 ◇◇◇



 ガチャ


 朝6時半、変わらずこの時間に俺は家を出る。玄関を開けると、寝室の窓ガラスから入るおよそ数倍の日射量がいつものように俺の全身を元気に襲う。


 天気が良い日は好きだ。理由は単純、元気がもらえるからだ。

 自身が元気があるとないではモノの見方が180度も変わる時がある。そりゃ、いつも卑屈な事ばかり考えている俺だって人なのだから、些細なことでも良い事だと感じたい。


 道端にある花を慈しみ、笑顔を向ける。そんな昔の少女漫画の主人公のような行為だって素晴らしいものだと考えている。いくら諦めがついているとしても、所詮は数多の俗物と同じく良く思われたいという訳だ。


 だからこそ……少しは期待だってする。


 1ヶ月前に引っ越しの挨拶に来た、隣人 天木あまき さん。

 

 彼女の第一印象は可愛らしいおっとり系眼鏡美人。だが、今の印象は仕事が出来る超絶美人。


 対局とは言わないまでもかけ離れた印象を持ったのは、俺があまり彼女とは話した事はない……ごめん、盛った。引っ越しの挨拶と、朝晩にすれ違った際の挨拶以外に話した事がないからなのかもしれない。


 話した事はないと言ったが、実のところ行動スケジュールが似通っているのか、彼女とはマンション内でよく鉢合わせる。その際にスーツを華麗に着こなし、コンタクトに変え、バッチリと化粧をした彼女の姿を見ると、数回しか話した事がない俺が彼女へ抱く印象は『仕事ができる人』となるのもおかしいことではないだろう。


「おはようございます」


「あ、おはようございます」


 どうやら今日も時間が被ったらしい。これも全ては太陽のおかげだろう。

 だが、俺が今日と表現したような、いつもとさして変わらぬ晴れの日の出来事だが、今日は少しだけ……いや、いつもとは全く違ったものだった。


「いつも思っていましたが、出るのお早いですね」


「……え?」


「……何かおかしい事でも言いました?」


「いや、えぇ、少し会社が遠いもので……」


 なんと、会話が続いたのだ。いつもは挨拶のみの会話がなぜか今日は終いえなかった。しかも彼女の方から話題を振ってきた。


 さして驚くことでもないと思えるが、約5年も変わらぬ日常を過ごしてきたのだ、そこに現れた些細ながらもイレギュラー。それだけでもこの状況は俺にとって、十二分に異常事態だ。


「そうなんですね。……えっと、お互いに頑張りましょうね」


「あ……はい!頑張りましょう!」


 この時ほど気の利いた言葉は出ないものなのかと自分自身を恨んだ。

 せっかく話を振ってくれたというのに俺ときたら相槌まがいの上ずった頑張りましょうのみ……まさか自分がここまで女性に対し免疫がなくなっているとは。プライベートだとここまでポンコツなのか、俺って……


「ふふ、では」


「はい、その、行ってらっしゃい」


「……!

 はい!行ってきます!」


 そう言い、天木さんはペコリと一礼し、自身の勤める会社へと向かう。


 ん?なぜか彼女の反応が先程とは違い、良いものに感じる?

 先ほどまで少し次の言葉に戸惑っていたような彼女は、そんな感じも微塵も見せないような、俗にいう『いい笑顔』でそう返した。


 何が彼女のソレを生んだのかは全くといって検討もつかない。いや、つかないのではなく、つきたくないのか。流石にわかる、わかるさ、会話の終わりにあの笑顔。そしてすぐさま目的地へと向かう足取り。諦めたと思いつつも、どこかでは微かでも出会いを期待していたのか、少し、悲しいな ——



◇◇◇


 

「ふあぁぁぁ、づがれたあぁぁぁ」


 周りに人が居ないことを確認して、特等席いや特等場所であるエレベーターの隅に身体を預け1日で溜まりに溜まった鬱憤を虚空へと放つ。


 何故か今日はいつもより疲れた。やはり心の持ち方というのは最も大事なことだという証明だな。こういう日は携帯での漫画鑑賞の時間を多くとるために、それ以前の事象を早めに終わらせるに限る。そして睡眠も多くとる。これが社会を生き抜くために俺が得た、少ない処世術の一つだ。


 

 宣言通り、いつものルーティンを巻きで終わらせ、いつもより早く布団に潜り込むことに成功した俺は、漫画を読みながら今朝の事を考える。いや、今に始まったことではなく昼間の業務中も考えてしまったからこそ、ミスが多くなってしまったとも言える。中学生かよ……まさか、こんなに自分のメンタルが弱いとは考えもしなかった。


「……俺は天木さんの事が、好きなのか?」


 一人きりの部屋でポツリとそう呟く。何故自分は3分も満たない会話を、数時間も引きずっているのだろうか。一目惚れ。脳裏に浮かぶその言葉に対し、思わず首を横にふる。


 もし本当にそうだとしたならば、俺は単純にも程があるだろう。こじらせにこじらせているとしか言いようがない。俺にとっては24歳の一目惚れとはそういうものなのだ。


 ……もう、寝よう。こんな事を考えていても埒が明かない。それに俺は知っている。人を想えば感情が豊かになる。だが、それは感情の浮き沈みも激しくなると同義なのだ。それを良しとしていないからこそ、日々を淡々としたものに指定いる俺は、きっとこの首を横に振るべきだろう。


 しかし、このような事で悩むなんて……まだ俺は枯れてはいない、そういう事だろう。それを知る事ができただけでも、この出会いは良いものだった ——











 ジリリリリリリリリ


 突然のにぶい音に、思わず目を擦りながら体を起こす。今日は深い睡眠が大切なのに……寝る前にタイマーの設定はキチンとしておくべきだ。この時ばかりはそう考えていた。


「……なんか、部屋全体から鳴ってないか?」


 耳をつん裂くような不快音の発生源は、どうやら枕元に置いていた携帯電話ではなく、もっと遠く、そして俺の所有物ではないようだった。


 思い当たるものはただ一つ。


「火事!?」


 火災報知器。実際に鳴っているところは、遠い記憶の中でしか聞いた事はない。だが、きっとそれがこの不快な音を部屋全体に響かせているんだ。そう確信できる程に長く、そして大きな音が今も俺を襲っている。


 時刻は深夜2時。就寝してから数時間が経ったが、いつもなら到底起きてはいない時間帯なだけあり、思考が上手く纏まらない。それでも、携帯、財布、通帳など最低限必要なものだけを持ち部屋を出る。玄関を開けると、音は突然甲高い音へと変わった。


 他の階の住人もこの非日常的状況に驚きながらも、冷静に階段を降っている。俺もそれに続き、1階に行くため階段を降る。この時ばかりは4階という、微妙な階層にも感謝できるというものだ。


 マンションの前には多くの住人が一時的に避難しており、何が起こったのかわからないまま自分たちの住むマンションを仰ぎ見ている。そんな中、俺はマンションではなく、人に目を向け探していた。


 ……やはり、天木さんがいない。


 いくら探しても天木さんらしき女性は見当たらず、マンションの入り口から出てくる人数もだんだんとまばらになっていった。


 もし、もしもだ、彼女がまだ寝ているとしたら……


 別にあり得ない話ではない。彼女も俺と同じ時刻に出勤しているのだ、明日もそうだと考えるのが妥当。それに、今日は帰り際には見かけていないことからも、俺より遅く帰り着いたと見る方が、早いと考えるよりは可能性があるだろう。


 いつもより疲れており、音に気づかずまだ寝ている。


 その考えが浮かんだ時、自分でも驚くほど早くマンションへと戻っていた。冷静に考えれば愚行なのは明白。だが、その時の俺は彼女の事しか考えていなかった。今の俺は冷静に考える余裕等持ち合わせていないのだ ——




 「天木さん起きてください!天木さん!」


 インターホンを何度も押し、ドアをドンドンと何回も叩く。普段ならば頭のおかしい異常者のような行動を、そのときばかりは躊躇なくする事ができた。


 もう苦手とは思われているのだ。それなら嫌われる可能性はあるが、彼女は助かる。その方がメリットが大きいというものだ。……なんて聖人のような考えはこの時は持ち合わせておらず頭にあったのは、天木さんに会いたい。それだけだった。


 異常だ。気が動転している。余裕で自己満足のカテゴリに入るようなこの感情を止める事もなく、この命に関わるような場面で考える。本当に自分は救えないくらい卑しい男だ。だが、命が関わるからこそ、ソレを求めているとしたら……


 ガチャ


 扉が開き、中からメガネをかけリュックサックを背負った天木さんが出てくる。


「さ、斎藤さん!この音はいったい」


「話は後です!早く外に出ましょう!」


「は、はい!」


 だが、彼女の歩く速度はいつものように速くなく……いや両手に持っている大きめのギターケースが重いのだろう。何故これを持ってきたのだろうか。思うところは少なからずあるが、今はそういう場合ではない。


「貸してください!」


「え、あ、ありがとうございます……」


「急ぎますよ!」


 そういって彼女からギターケースを預かると肩に担ぎ、空いた反対側の手で彼女の手を取り、急いで外を目指す。





「はぁはぁ」


 俺たちは無事マンションの外に出る事ができ、肩を上下に動かし荒んだ息を必死に整えていた。


「……あの!」


 横から、天木さんが俺に声をかける。その声色はいつもと違い……いや、あの時の、行ってきますの時と同じものだった。


「本当にありがとうございました!言うのが遅くなってしまいすみません!」


「あ、いや、非常事態だったんでしょうがないですよ。それに俺もドンドン叩いたり……すみません」


「謝らないでください。事実、あの大きな音で起きたんですから。えへへ、なんかすみません」


 そういって彼女は少し照れているのか、後頭部を触りながらそう言う。やはりメガネをかけた時の彼女はいつもと違い、のほほんとしており美人というより可愛い女の子だ。非常に今の行動も雰囲気とあっており、相乗効果で可愛さが何倍にも増している。


「……あの、1つ聞いても良いですか?」


「なんですか?」


 指で1を表しながら、彼女が俺にそう問いかける。


「置いていく事もできたはずなのに、どうして私を助けてくれたんですか?」


 彼女の目はジッと俺の瞳を見て、静かに答えを待っている。

 俺は考える。なんで助けにいったか。よく見られたいのなら、なんとでも綺麗事をいうのは簡単だ。だが、果たしてそれで良いのか。


 ……いや、ここで答えて何が変わるというんだ。きっと、俺は重く考えすぎなのだろう。


 異常事態下ゆえの気の動転からか、あるいは久しく感じる事がなかった甘酸っぱい衝動に悩まされたからなのか、普段では絶対にたどり着かないような答えにこの時ばかりはたどり着く。


「……会いたかったんです、あなたに」


「……へ!?」


「ごめんなさい、それだけなんです。こんな卑しい理由で、すみません」


 俺はそういって頭を下げる。命の危機がある場面で自己を優先する。道徳的に見ても卑しいというものだろう。いい、これでいいんだ。これにより俺は元の安定を取り戻せる。


「ふふ」


 彼女の笑い声につられるような形で俺は頭をあげる。


「どう、しました?」


「いえ、おかしくて」


「……おかしい?」


「はい、おかしいですよ。まさか、助けていただいたのに謝られるなんて思わないじゃないですか」


 あはは、と俺を見てニコニコと笑う天木さん。どうしてこんなに笑っているのか俺にはわからなかった。


「ふふ、それに……」


「それに?」


「いえ!なんでもありませーん。あ、消防車が来た。確認するみたいですね、暇ですからおしゃべりでもしましょ」


「え、えぇ」


 それから、状況確認のそう長くはない時間、俺たちはたわいもない話をした。

 お互いの仕事の話や、好きな食べ物、そして気になっていた何故ギターケースを持ち出したのか等。


 その答えは単純なもので、どうやら亡き祖父が遺してくれたものらしい。両親を早くに亡くし、祖父と二人で暮らしていたが半年程前に祖父もお亡くなりになったとの事。それから少しして持ち家は売却したが、祖父が大事にしていたギターだけは手元へ残し、このマンションへと引っ越してきたらしい。


 その話をしている時の彼女の顔は、憂いを帯びているというよりはもっと楽しそうで、笑顔とまではいかないが大人になってから学生時代を懐かしむ時。言うなれば、そのような大切な思い出を頭に浮かべ振り返る際に見せるような穏やかで、優しい表情だった。


 きっと、彼女と祖父の日々はとても素晴らしいものだったのだろう。10分も満たない会話の中でここまで感じ取れたのだ。現に、彼女は前を向けている。


 彼女がギターケースをギュッと抱く様を見ていると、俺も自然と笑みがこぼれていた。彼女をもっと知りたい。彼女と祖父の日々が素晴らしいものであったと同様に、この気持ちもきっと事実なのだろう ——





◇◇◇



 それから20分も経つ事はなく事態は解決した。住民を驚かせたけたたましい音の原因は、どうやら機器の誤作動というしょうもないものだったらしい。住民は口々に不満を漏らしながらも、消防士に一礼をして自室へと戻っていった。


「あはは、こんなこともあるんですね」


「僕も初めてのことだったので驚きです。尚更こんな時間に起こしてしまい申し訳ない」


「いえいえ、それもこれも結果論なんで。同じ状況なら私でも同じことを考えると思いますよ。でも、行動に起こせるなんて素晴らしいと思います!」


「はは、そんな褒められたものでもないですよ」


「……あの、明日って夜に何か用事あったりしますか?」


「……?いえ、普段通りの仕事があるだけと思いますが、どうかしましたか?」


「お礼と言ってはなんですが、夜ご飯を一緒に食べませんか?」


 これは……お誘い、なのか?いや、社交辞令の可能性も……ここ最近こんな事がなかったから返答に困る。さっきはあれほどすんなりと気持ちを伝えれたのに、自分のことながらもどかしいものだ。


「……ダメ、ですか?あの、助けると思って、お願いします!」


「え?助ける?」


 俺が悩んでいるとその空気感がいたたまれなくなったのか、天木さんがそう提案する。だが、助ける?よく意味がわからないが……


「えっと、さっき斎藤さんとおじいちゃんの話をしていたら思い出したというか、その、寂しくなったというか……それもこれも斎藤さんが昨日、いってらっしゃいとか言ってくれたせいですよ!あれ、嬉しかったと同時に、少し寂しくなったんですからね……!」


 彼女は照れながらもそう言い切ると、さすがに恥ずかしかったのかうつむき黙ってしまった。


 だが、それもそうだよな。気丈に振る舞ったとしても、まだ祖父の死から一年も経ってはいないんだ。寂しいと思うのは当然。それに、そんな事を考えながらもどこか嬉しい自分もいる。俺は彼女に嫌がられていたわけではなかったのだ。そう考えると、自然と笑みがこぼれてくる。つくづく卑しいものだ。だが、今日だけは許してくれ。


「ふふ、それならありがたくいただきますね。ありがとう」


 俺がそういうと、うつむいていた頭は瞬時に前を向き、太陽のような眩しい笑顔をこちらへ向けてくれた。


「なら、明日お邪魔しますね!それと、お名前はなんていうんですか?私は一花といいます!」


「俺は、一馬です」


「一馬さん!……ふふ、今更ですけど、順番めちゃくちゃですね」


「ふふ、ですね」


 暗闇の中、蛍光灯の明かりの下で俺たちは笑い合った。彼女の笑顔を見ていると、太陽がさんさんと照らす晴天の日以上に良い事が起こる気がした ——








◇◇◇◇◇





 ピーンポーン



「お、もうそんな時間か」


 9月9日。秋というにはやはりまだ早く、クーラーをつけ涼む事も特段おかしくはないような夜、俺は部屋に鳴り響いた慣れ親しんだ音を聞き玄関へと向かう。

 

「おかえり」


「一花ちゃんが今日も帰ってきたよ!」


「はいはい、今日は俺もお味噌汁作ってみたんだ、いつも作ってもらってばかりじゃあれだからね」


「え、あの一馬が料理を……何か良いことでもあったんですか?」


「ん……いや、懐かしいなと思ってね」


「……ふふ、確かにそうですね」


 一花は両手に持っていた荷物をテーブルへと置くと、晩ご飯の支度を手伝うべく俺が作業しているキッチンへと向かう。


 帰宅し、風呂に入り、ご飯を食べ、趣味の時間を過ごし、寝る。そんなある意味規則正しい生活も、いつしか全く別のものへと変わっていた。


 「「いただきます」」


 手を合わせて俺たちは感謝を伝え、目の前に置かれた箸をとる。


「……あのさ、一花」


「ん?何ー?」


 俺は今日、1年ぶりに自身が秘めた気持ちを彼女に伝える。彼女がいると例え雨の日だとしても、きっと良い事が起こるだろう。これからもそんな彼女と、共に生きたい。そう思えた1年間だった。




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