9. 分岐世界
全てを吐き捨てようとは思わない
眠る夢の淵から覗く
まだ高校生の何も知らない私は
誰もいない瓦礫だらけの
あの日降りなかった浜で
今でも笑っているのでしょうか
熱い突風と焼け付くような日差し
遠い日の郷愁を呼び覚ます
思い返すこともなかったけれど
二度と見ることもないと思えば
心に波風の1つや2つ立つでしょう
何か知っていたら、
何か変わっていたのでしょうか?
私は変わらずにいられたでしょうか
どこで違えたのかもわからないまま
今日もまた間違いを犯すのでしょう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます