第8話 謎の男
学校が終わり、陽火と一緒に帰ってると、
「!?だれだ?」
前から気配がし、明らかな殺意を感じ取った。
「この俺の気配を感じ取るとは、やるではないか。」
そう言った男は、ガリガリで薄い丸い眼鏡を付けていた。
「誰だお前は?俺になにか用か?」
俺は言った。
「私はバコル。以後、お見知りおきを。」
「バコル…?聞き覚えないぞ?俺は…」
「凛道 月火さん…ですよね。」
(俺を知っているのか…?危険だ。)
「何の用だ?早急に言え。」
「急かさないでくださいよ。」
「早く家に帰って寝たいんだよこっちは。」
「そうですか。それは無理な話ですね。」
「何?」
「ここで貴方には死んでもらいます。」
「なに?」
「俺の上司の命令なんでね…せいぜい私を恨まないでくださいね?」
命令だと!?俺は命令で殺されるのか!?
上司って誰だ!?
それよりも今は……
「…陽火!逃げるぞ!」
「は、はい!」
そう言い俺達は踵を返して走った。
だが…
『グルァァァァァ‼』
何だあれは!?
俺達の前に変な化物が現れた。
「【無限変化】それが私の能力でしてね。そのモンスターは元々犬です。」
「なに!?確かに4足で犬みたいな顔してると思っていたら本物の犬かよ…」
見た目はもう完璧にバケモンだよ…でけぇ、でかすぎる。
それよりも【無限変化】か…想像はつくがどう戦えばいいんだ!?
「【空間変異】《スペースカット》」
そうバコルが唱えると……俺達は別の場所にいた。
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