第2話 怒り

あぁ…ほんとにダルいよ…

「教科書さんやー、出ておいでー。食べないぞー?」

……当たり前か。

てかまじで何処だよ俺の相棒は。泣きそうになってきたよ。よし上を向いて歩こう!上を向くと涙が零れないって言うし…って天井にあったーーー!?まじかよ…あいつら天井に引っ付けてたのか…うわぁ…汚え……よくそこまでやるなぁ…そんなに俺のこと嫌いなの…?泣くよ?


「まあ、いいや見つかったし。考えていてもしょうがないな。俺には理解出来ないことだし、はぁ。」


そして無事回収した教科書を持ち2年2組の教室に帰還した。言ってなかったですけど2年生になりました。でも、2年生になった今でもしっかりといじめは受けている。ドヤッ

…滑った気がした。


と、前から誰かが来る。

ん?赤髪なんて珍しいな。それにめっちゃ可愛い。誰だあの子。見たことないな。

とか思いながら教室に入る。


扉を開けると皆静かに俺の方を向いた。


「…あちゃ〜、もうホームルームかよ。」

「おい月火、何してたんだよ」

「いや、教科書ちゃんを回収してた。」

「またかよ。あいつらも懲りねえな。飽きないのかね。」

「さあな。」


今話しているのは、俺の友達中の友達、桜木 空(さくらぎ そら)だ。

まじでこいついいやつなんだよ。

イジメられてて一人でいた俺に声をかけてくれてさ。あんときは感動物だったぜ。

とか思い出しているうちに終わってるし。

よし帰るか!

と、なんとなく窓の外を見ると、


「ん?陽火か?何やってんだ?」

俺の妹の陽火も俺と同じ中学に入学しているのだ。

って、あれ俺をイジメてる麻永 武中(あさひさ たけなか)じゃねえか!なんで一緒にいるんだ!?

陽火が危ないかも…行ってみるか!


直ぐに目的地に向かった。

俺が向かったのは、校舎裏。


俺は影に隠れ様子を伺いながら耳を立てる。

「陽火ちゃんさぁ、僕と遊びに行こうよ〜」

「行きません。迷惑です。帰らせていただきます。」

そして、陽火が行こうとしたとき

「逃がすわけないじゃん。」

「邪魔です。」

「僕が邪魔?さっきから調子乗ってるんじゃないの?ねぇ?」

「調子に乗ってるのは?貴方なんじゃないんですか?逆によくそんな顔でナンパが成功すると思いましたね。鏡を見てください。」

陽火…立派になって……


「な、なんだと?」

ピクッピクッとさすがの武中も顔を引き攣らせ怒りをあらわにする。

「この僕を馬鹿にするとは覚悟出来てるのかな?」

拳を鳴らし始めた。

陽火が危ない!


「俺の妹に手を出すな!」

俺は影から出て叫ぶ。

「兄さん!?」

「無能君じゃん。話聞いてたよね?悪いのは僕をコケにしたこの女じゃん。自業自得だよ。」

「黙れ!お前の意見なんて聞いていない!」」

「ちっ、めんどくさいなぁ…やれ」

武中が取り巻きに命令を出す。


「了解」

「なんだ…、うぐっ!」

「兄さん!!」

「ガハッ…」

俺は命令を出した武中の取り巻きに腹を殴られ頭を踏まれた。


「畜生…!」

「兄さん!大丈夫ですか!?」

「陽…火…」




「うーん、実にいいよ!無能者と無脳者で、お似合いの兄妹だ!」

「……陽火は…無脳なんかじゃ、…ない!」

「君からしたら違うかもねぇ…。だって君が無能すぎるからね!無能君は黙ってそこで見てな!」


武中は陽火に近づく…

そして………






陽火を殴った。

────────────────────

こんにちわ!!懺悔です!ほんとに文章が下手でごめんなさい!!これから成長していきたい限りであります!!応援よろしくお願いいたします!!改善点などがあればよろしくお願いします!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る