第4回 ブロッサム創作について
連載中の作品「ブロッサム:クラッシュバース」に関する記事です。
十二月末で「ノストークの傭兵」が完結しました。おまけエピソードも二点更新し、これにてエピソード1は終了です。
「ノストークの傭兵」は最初の合流編なので、グレイス編、メリッサ編をまだ見ていない人でも読めるようにと意識して書きました。先にノストークを読んでから、興味のある人のエピソードをさかのぼって読む、という方法でも楽しんでいただけるかも。まだの方は是非読んでみてください。
「メインヒロイン全員ラスボス」の作品を書こうと思った時、このノストーク編で行ったような展開を最初に考えていました。基礎的なアイデアをつめたエピソードです。
そのアイデアから、どんな勢力がいてどんなタイプのラスボスがいて……と膨らませていったのがブロッサムという作品です。
ようやくここまで書くことができたという達成感があります。読者のみなさまは楽しんでいただけたでしょうか。
三つの勢力が出揃うのは特別な状況下がいいと思い、このような舞台設定を用意しました。グレイス編とメリッサ編の後ということで、それらのストーリーにも小さな答えを提示しました。
情報とアイデアを多めに放出しました。書きたかったシーンをたくさん入れることができて楽しかった作品です。
ガイアについてはまだ謎が多いままで、ガイアのカウンター「シノカ編」があるとしても少し先になる予定ですが、いずれ深く掘り下げていきたいと思っています。メテオとシリウスもまだまだやっていない話がたくさんあるので、今後も楽しみにしていただけると嬉しいです。
次はエピソード2です。2は、ノストーク編の少し後の日常エピソードをまとめた作品として計画しています。その後でまた本筋に戻っていきます。明日ツイッターで予告編と紹介イラストを公開する予定です。
今回はプチ創作論として、この作品のちょっとしたこぼれ話をします。イメージ数字についてです。
メテオライトは4、シリウスは2、ガイアは0というイメージ数字があります。
コアの形状もそれぞれの数字に基づいていて、メテオライトは4つの頂点があるひし形、シリウスは杖状の物体なので2つの先端があり、ガイアは円形の鏡なので頂点がなく0、という感じです。
メテオライトには4人の管理者がいたり、シリウスはペアを象徴した勢力だったり(恒星のシリウスは連星です)、ガイアには物理的な重さがなかったり……といった意味にも紐付けています。
前作でもこういったルールで名前や性質を決めていました。それほど重大な意味はありませんが、作品中で何かを決める時に基準ができてやりやすく感じます。
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