最強古竜が擬人化したらロリ美少女だったので人間として暮らすことにしました。

ソラくんです。

第1話 擬人化をしてみよう!

竜族はこの世界で最も恐れられている種族です。


この中のテッペンをとっているのが…

そう俺!!笠間菜月であーる!!


俺は7000年前この世界に転生してきた。竜族の子供として、

今は7000年生きた最長老の古竜として人間には恐れられている。


そんな俺にも人間デビューが!

人間に転生したかったのにこんな古竜に転生したのはとても残念であったが、今日がその無念を晴らせる時である!!


ついに!!!スキル【擬人化】を手に入れたのだ!!!



「竜族の皆!!俺は7000年の時を経てやっと擬人化のスキルを手に入れた!今日は宴だ!たくさん酒を飲むぞ!!」


普通の竜族は竜人族に進化し、別の種族として進化する。

俺は何故か7000年間竜人族に進化できなかった。


「ナツキ様…ここにいるのは若いものばかりで酒を飲める者が少ないです…」


「まぁいいぞケアル!とりあえず宴だ!宴!」


こいつはケアル、俺の一番弟子だ。

ケアルは「一生ナツキ様に着いていく!」と言って進化をせずに生きてきた。


「もし俺が人間として過ごすようになったらケアル、お前はどうする?」


「私はここであなたなら追いつけるまで修行をします!」


「実はな、前にこの世界に転生者がいると聞いたことがあってそいつに色々と聞いてみたいんだ。だから人間として生活をし、転生者をさがす。」


実は数年前に俺の他に転生者がいると聞いたことがあった。もしかしたらその転生者が俺の親友かもしれないと思い、その時から人間になりたいと思っていた。


「そうだったんですね…では私はここでナツキ様の代わりに村長代理として過ごします。」


少し寂しそうな顔をしてケアルは苦笑いをした。


「いつか、ここにまた戻ってくるよ。」


ケアルを安心させるために少しでも優しい言葉をかけるよう配慮した。



「それじゃあスキルを使うのでみんな集まって〜!!」


皆は俺を囲むように集まった。


「ではっ!  【擬人化】!!!」


しゅうぅぅぅ〜〜〜    ぽっ!!



「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」


周囲が唖然とした。


何故なら…


俺の擬人化した姿が…ロリ美少女だったからだ!!!

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