第11話 美奈の独り言

美奈は仮の主婦をしながら

何をしたいか、毎日考えていた。


このまま先生の奥さんも

ありだけど

少し勉強シタイナ~。



英会話は通信でやろうかな?



大学教授の嫁ならば

英会話ぐらい

出来たほうがいいし。


直ぐ資料をとりよせた。

『月々安くみて4千円か!!

出費だな?

 後は、ビジネス専門学校か?


 ふ~ん、ビジネス科、

事務科、IT科

 ブライダル科へえ~

映像科も有るん

だ。』



 やっぱり一年は、

仕事して、お金

貯めて学費稼いで

足りない分は、

奨学金にたよるか・・・

学費2年で二百万チョイか‥

      

      タリン金ねーし。

入学金も別払いかー

教材費もン十万別払いかー

2年で軽くン百行くんじゃー


「たっか!!~

 私では無理だワ、

パパに頭下げて

 出してもらおうか。」


´・_・`う~ん


;´Д`「だめだ!

パパの子かわから       

のに迷惑かけられな い。」


   「どーしよう。」



先生の年を考えると…




「後二年がリミットだな。

 先生30だし。

子供よね~、

ほしいよね~。一姫二太郎

       一姫+二姫

 いやいや  太郎十太郎

・あははははは

先生一郎太だわ。



賑やかがいいな~いっぱい

産みたい。

4人?やはり4人は欲しいなー。



足をバタつかせながら洗濯物を

たたむ。



早く作らないと先生20代のパパ達

の中、運動会とかPTAとか、頑張ら

ないといけなくなる。



かなり、四人目位の時はかなり、

オジサンじゃね。


あ~

あ~

でも、四回痛い目みるんだな!


それは嫌だけど…

先生スケベだから

もっとできるかも~



キャハハハハ、どうしょう。

先生が、おんぶ?だっこ?ミルク

飲ませながらのぉ~オムツ変え?

嫌がらないかな?」

ニャハハ

と、呑気にパンパンハタキながら

洗濯物をたたむ。


「うん、コホン。いやがらない!!」

 背後から小さな咳払い。


美奈はパッと振り向いて

「‘先生ー!! 聞いてたの~」

と叫んだ。


美奈は、

先生の恥ずかしそうな

照れくさそうな顔を見た。


「うん、聞こえた。

 大きな声だし、普通に、

聞こえるよ。」



美奈はちょっとプイッとして

「恥ずかしいよぉ~♡ってか

 反則、ただいま、くらい

言ってよ~

`ε´」

と不満顔、1人ニヤケ事を聞かれ

恥ずかしい。



「言ったし、美奈がひとりで盛り上

がってて聞こえなかったんだろ!! 

ってか、学校行きたいの?

しかも俺身体鍛えてるから

 何歳と一緒でも負けない自信

あるし!!」




 「え、!! うん、だね~っ。

 負けない!負けない。


  え・・・と、学校は・・・ね!!


  少し勉強して

  先生に少しでも

つりあうようになりたいの。

  賢い彼氏もっと苦労するわ。」


一郎太は唖然と立ち尽くす

がハッとして美奈の前に胡座を

かいて座って言い聞かせる

ように呟いた、


「好きな事はやりなさい。

 だけど僕の為なら止めて

くれないか な?」



美奈は首を振りながら

「ううん…自分の為だよ。

自分に自信が欲しの、

だからバイトして頑張るよ」



美奈は一郎太を見上げながら

可愛らしい瞳でニツコリ

その顔をみると一郎太の顔も

つい緩んでしまう。


だいたい付き合って何日しか

経つていないバカップルが

すでに結婚する気になっている

事すら不思議!!

2人は案外せっかちなのか?

普通のカップルには聞かない

会話。

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