第6話 ~発明将軍ダダンダウン~

「なあ、煜よー? 俺ら二人、何やら初代BI○ HAZARDの西洋館っぽい所の真ん前に突っ立っとる訳やけど、ここは一体何やねんな。なはは、ごっさどでかい建物やんけー」

「ふん。この施設は僕のお笑いマスター……師匠である御方おかたの研究所兼別荘だ。何時いつでも自由に出入りして構わないと、師匠には言われている」

「なはは、そないなお人の存在があったんかいや。煜のお師匠はんとか初耳やぞ」

「ふん。別に言う必要も無いだろうと思っていたからな。ふふん。師匠は凄いんだぞ。何てったってハイパー博識だからな」

「なはは、そう言う事か。完璧に把握したで。そのお師匠はんに、対ジャイロたけし攻略のアドバイスを乞いに来たんやな?」

「いや。師匠はレトロゲームを所持しているので、ゲーム機本体やら周辺機器、ソフト諸々を一式借りに来ただけなのだが?」

「なんでやねん! おのれはこないな時に、よう遊ぶ気になれまんな! テスト期間中にむっさ遊びたなる症候群かっちゅうねん! 今はそないな事をしとる場合とちゃうやろがい!」

「ふん。加えて言えば、師匠とはオールドゲームを多く取り扱うゲームセンターにて、僅か三日前に知り合ったばっかりなのだが?」

「しかも、お師匠はんとの関係性っす! そないなもんをお前、得意顔で言うてんちゃうぞ!」

「ふん。取り敢えず家内に入ろうではないか。むさ苦しい所だが、くつろいで行ってくれ」

「なはは、あほう。間違うてもそれ、他人の家ひとんちで言うたらアカン台詞やぞ」


 入り口のドアは予想に反し、まさかの自動ドアである。そして、僕達が内部へと歩を進めた後は、静かに扉が閉じまして、外界の音は完全にシャットダウン。屋内は静寂に包まれておりまする。


「ふん。どうやら誰も居ないみたいだぞ。師匠は御留守おるすらしいな」

「なはは、えろう散らかっとんな。機材やら書類が、てんこ盛りやで」

「ふん。師匠は様々な発明品を創造し、自らのコントの小道具に使っている。しかし、その製作物が実用性抜群の本格的な逸品ゆえ、世界中の多様な企業から引く手数多の状態。なので本人が日本に居るのは稀なのだよ」

「ほぉーん、そうなんや。道理で置いてある機械類が、全部っぽい筈やで。こないなもん、映画やら漫画でしか観たことあれへんもんな」

「ふん。だがな、実は多くの「物」に頼らず、扇子と手ぬぐいと話芸で魅せる落語家のスペシャリストでもある師匠だ。噺家はなしかとしての亭号は任天亭○○である」

「なはは、なるほどやね。その○○にはNintend○ Co., Ltd.さんの、新作家庭用ゲーム機名を入れたらええんやな。ビデオゲームコンソールの開発は日進月歩。始終最新式のが姿を見せよる。せやから特定の商品名を言うてもうたら、色褪いろあせてしまいよるさかいの」

「ふん。その通りだ。まあ、断然僕はS○ny Interactive Entertainment Inc.さん贔屓びいきなのだがな」

「なはは、マジかいや。俺はめっさSE○A Games Co., Ltd.さんを推してたんやけどな。あー、もう一遍いっぺん家庭用ゲームハード製造事業に戻って来て欲しいもんやで。せやせや、そのお師匠はんの開発商品で、なんぞ俺らの知っとる代表的なもんは有るんかいな?」

「ふん。今やすっかり僕らの日常生活に浸透したインターネットだが、こいつの基礎部分を作り上げた中心人物であったとかなかったとか。或いは現存する軍用兵器の殆どは、師匠の設計図を元に産み出された物であったとかなかったとか」

「なはは、何やその曖昧な実績は。中途半端やなー。まあ、それがホンマの話やとしたらお師匠はん、数年後にはみんな大好きドラ○もんか、男の子の浪漫の一つ、機動戦士ガ○ダムをクリエイトしてんちゃうん?」

「ふん。未来の猫型ロボットに関してだが、あれはひみつ道具が凄いのであって、奴自身は只の口うるさいポンコツじゃないか。それと、モ○ルスーツにおいては、自転車の運転もままならない僕だぞ。あんなもんを操縦したがる人間の気が知れないな」

「なはは、お前みたいな少数派の意見なんぞ知らんがな。大多数の人間はドラちゃんに会いたいと思うとるし、大半の男子は巨大ロボットに搭乗してみたいねや」

「ふん。全く夢の無い男やで。けったいなやっちゃ」

「それ俺の台詞や! 何をナチュラルに立場逆転させとんねん! もうええわ!」

「ふん。今回の即興漫才も上出来だったな。……おや? おい、圭助。このR○-D2っぽいオブジェは何だろう? 何々? 品番らしき物が背部に印字してあるな。……ふむ。どうやら「R1-M1」と言うらしいぞ」

「なはは、某SF大作映画に出て来るマスコットキャラクター的存在、アスト○メク・ドロイドのおもっくそパクリやんけ。そこに、一人話芸日本一決定戦であるR-1ぐ○んぷりと、漫才日本一決定戦であるM-1グラ○プリを掛け合わせたネーミングな訳やね」

「ふん。どうでもいいが、さっきから伏せ字だらけが過ぎやせんかね? そして、R-1の方は○で隠す必要は無いと思うぞ。そっちは明治プ○ビオヨーグルトR-1とでも言っておけば良い」

「なはは、アホか。どっちにせよ商標権の侵害になるわ。しやけどこの調子やと、相方のロボットであるC-3P○のパクリ、コント日本一決定戦であるC-KOC(オ○ナミンC~キングオ○コント)も、まず間違い無う居りよんな」

「ふん。お笑いに置いて、パロディは非常に有効的な手段である。その既存性から笑いを生み易くはあるが、反面にだだスベリする危険性も秘めている諸刃の剣なのだ。……とか何とか言っちゃっている間に御覧よ圭助。件のキネマの記念すべき第一作目の名シーン宜しく、R1-M1から映し出されるホログラフィーで、師匠の姿が現れたじゃないか」

「なはは、ホンマやの。恰好ええな。しやけど、こら世界最大の著作権侵害発生やって。責任者はちゃんと叱られたらええねや」


『ふむう。このメッセージムービーを見ていると言う事は、もう吾輩はこちら側には居ないと言う事なのである』


「ふん。ホログラフの中の師匠が、少しもの悲しそうに語りかけているな」

「おいおい、ちゅう事はアレか? この物の言い方やと、お師匠はんはここ数日でポックリ逝ってもうて、もうこの世に居れへん言う事なんか?」

「ふん。そうかも知れん。元気そうに見えても、高齢者である事に違いなかったからな。取り敢えず南無阿弥陀仏でも唱えてやろうぜ」

「ふむう。我が愛弟子まなでし煜よ。吾輩を勝手に亡き者にするでないのである。そして、縁起でもないからお経はやめるのである」

「なはは、突如俺らの背後に、マッドサイエンティストみたいな、それこそヨ○ダみたいな小っこいお爺ちゃんが登場したやんけ」

「ふん。このちんちくりんで老いぼれのくたばりぞこないが、僕の師匠である天堂任てんどうまかせだ」

「なはは、なんちゅう紹介の仕方しとんねん。仮にものお師匠はんやろがいや。あっ、お邪魔してます&お会いできて光栄です&グッドアフターヌーンです~」

「ふむう。いらっしゃいませ&お初&こんちはなのである。御主おぬしの事は煜から聞いて良く知っておるのである。芸人データベースの異名を持つ、ダダンダウンのツッコミ担当の新堂圭助であるな? 恐らく君ならば、吾輩の事も熟知しておる筈なのである」

「なはは、すんまへんな。正直お師匠はんの事は名前くらいしか存じ上げまへんで……。高座にのぼっとる姿も拝見した事が無いんですわ」

「ふむう。楽勝でウィキ○ディアに負けているのであるな。だがそれは別に構わんのである。今の若い世代には、これからの吾輩をみてほしいのである。うむう。実はつい先日より、レトロゲームの実況動画で、声のみではあるがミーチューブ鮮烈デビューを果たしたのである」

「なはは、それってひょっとして、チャンネル名はゲームセンターDXで、アカウント名は天堂課長て言うんとちゃいます? えらい喋りが達者や言うて話題で、最近アクセス数を順調に伸ばしとる、急上昇動画常連の新進気鋭ミーチューバーさんですわ。もしもこの人がお師匠はんやったとしたら、そらおもろい筈やで」

「ふむう。寸分の狂いもなくザッツライトで吾輩がその天堂課長なのである。差し支えがなければ、チャンネル登録宜しくお願い致しますなのである」

「ふん。だが断る。僕はネットとは縁遠い生活をしているので、この焔煜が最も好きな事のひとつは、国際電網(インターネットのこと)関連の話を振って来るやつに「NO」と断ってやる事だ……」

「なはは、何やその残念な露○先生は。ほんなら差し詰め煜のスタンドは、ヘボイ・ドアーホ(一昔前の童)っちゅう所かの?」

「ふむう。著しく完成度の低いパロディなのである。御主ら二人がジ○ジョ好きのガチ勢に、集団暴行を受けないか気がかりなのである。暗い夜道には気を付けろよなのである」

「ふん。それは命知らずにもス○ー・ウォーズにちょっかいを出しちまっている、師匠本人への特大ブーメラン直撃だぞ。こげなR1-M1とか言うスクラップまで作りやがってからに。こいつは一体何なのだ?」

「ふぬう。R1-M1をがらくた扱いするでないのである。先程の煜から貰ったメールの内容であれば、ここへは明日来る旨だった筈なのである。そこで、R1-M1には次の日来館する事を想定してのビデオレターを仕込み、ちょっとしたびっくり仰天のお笑いを提供しようと思ったに過ぎぬのである。余りにも訪問が早過ぎてしくじった訳なのである」

「ふん。薄ら寒い小笑いを台無しにして悪かったな師匠。明くる日は観たいテレビ番組が有ったのを思い出したので、面倒臭くなって今日にしようと思い立った訳なのだよ」

「ふむう。相変わらず自己中心的で身勝手な奴なのである。それと一つ忠告なのである。御主が送ってくるEメールの誤字脱字が酷いのである。近代技術が苦手なのは分かるが、もうちっとだけこなれる様に努めるのである」

「ふん。考えときまっさ」

「なはは、その返事は関西圏で言う所の「お断りします」ってな意味合いやで。おやおや? なんやなんや煜? そないにも関西弁が気に入ってもうたんや?」

「ふん。ニヤニヤしてんじゃない圭助よ。あんなの訛り言葉なんぞを好ましく思う訳が無かろう。虫酸が走るし反吐が出るわ」

「おいおい、やってもうたな。知らんで? 俺個人をディスるのはかめへんけど、近畿地方全域を敵に回した様やの。今の内にみんなに、額を擦り付けた土下座をして陳謝しとけや」

「ふん。考えときまっさ」

「ふむう。方言は外国でも見られる、その地域独特の文化なのである。なので、不毛な争いは愚にも付かぬ話なのである。因みに吾輩は本日より数日間、米国へ出立なのである。何ちゃらの何たらかんたらとか言う、そこそこでかい企業と会談なのである」

「なはは、その自分が一切興味ナッシングの事に対して、「何ちゃらの何たらかんたら」っちゅう物言いは、あんたら二人そっくりですわ。何や師弟って感じやん? 何かめっちゃ素敵やん?」

「ふん。類は友を呼ぶとはよく言ったものだな。それにつけても師匠は相変わらず忙しそうだな。それが理由でお笑いの方がおろそかになっていそうだが?」

「ふむう。正にそうなのである。本業のお笑いよりも、いよいよ副業の物づくりの方がメインになりつつあるのである。だがまあ、アイデア商品で一発でもぶち当てた方が、儲かって儲かって仕方が無いのも事実なのである。はっきり言ってしまえば、お笑いの収入なんぞしみったれなのである。何ならお笑い自体が無用の長物なのである」

「なはは、そら言い過ぎやろ。ましてや落語家の重鎮が、お笑いその物を全面否定とか、そないな心苦しい事をぬかさんとっておくんなはれよ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い論法はアカンでお師匠はん」

「ふむう。考えときまっさ」

「なはは、まんまと三段オチ&のフリに使われてもうたな! もうええわ!」

「ふむう。そう言えば御主達の担任教師に、モアイ先生と言う者が居る筈なのである。何を隠そう、あのマシーンを作ったのは吾輩なのである」

「ふん。そうだったのか。池○彰のニュースそうだったのか!! では無く、天堂任のモアーイそうだったのか!! だな!! ……ふん。のでスルーして下さい。そして、暫し僕は自重する」

「なはは、大火傷やん。せやけど俺も煜とおんなじ事言おうとしとってん。おおきに。身代わりご苦労さん」

「ふむう。話を戻すと、依頼主は仲の良いオンラインゲーム仲間なのである。あれなるモアイとドローンはそのよしみで、ササッと三十分位で作ったおもちゃなのである」

「なはは、あのテクノロジーの塊をそんな扱いでっか。お師匠はんガチで半端無いやん。せやせや、モアイ先生の中の人って正体不明やさかい、こそっと詳細教えてーな」

「ふむう。それは守秘義務の観点から駄目なのである。例え本名が新垣景子あらがきけいこ、二十五歳、A型、身長百七十二センチ、体重四十九キロ、スリーサイズは上から八十・五十七・八十六センチ、かなりの美人さんだが腐女子だったとしても、口外する訳にはいかないのである」

「なはは、酷いヒューマン・エラーを見たわ。結構な量の個人情報が流出しましたで。しかも、まさかのモアイ先生って女の人かいな」

「ふん。長らくお待たせ致しました。神妙にかしこまっていた焔煜君が、ここで華麗なる復活ですよん。そして、そろそろ下らん漫談はそこまでだぞ貴様ら。ちっとも話が進まんのだよ」

「ふむう。そうであるな。大体の話は「煜メール」にて把握しておるのである」

「ふん。「煜メール」だとか、日本郵便株式会社により提供されている、冊子とした印刷物(書籍や雑誌、カタログ)や電磁記録媒体を割安な運賃で送付できる、郵便に含まれない運送サービス(※W○KI調べ)みたいに言ってんじゃないぞ師匠」

「ふむう。小ネタを挟みたいお年頃なので、許してちょんまげなのである。要するに、あの傍若無人な若手芸人・ジャイロたけしを、S.O.B.で打ち伏せたいのであるな?」

「ふん。その通りだ師匠。チャチャっと手ほどきを求む。何せ男三匹の誰得だれとく話なぞ、可及的速やかに終わらせたいのでな」

「なはは、せやせや。本作に携わって下さった関係者各位のモチベーションも下がりっぱなしやで」

「ふむう。なるほど、承知したのである。ではそのドロイド、R1-M1を共に連れて行くが良いのである。実を言うとR1-M1は日本政府からの要請で、「お笑いに特化した人口知能を制作して下さい」との注文を受けていたのである。R1-M1はその試作品なのである」

「なはは、R1-M1はまさかの国家プロジェクトかいな。平常通りに、才能の無駄遣いは大和の国のお家芸でんな」

「ふむう。そこで御主達は、そのR1-M1が指し示す三つのミッションに従って行動するが良いのである。ランダムに選ばれた何組かのお笑い芸人達と御主達を引き合わせ、導き、レベルアップさせてくれるのである。もうお気付きの方も多いでしょうが、R1-M1は今回の事例にミラクルフィットした、御都合主義バリバリの代物なのである」

「なはは、何やらゲームのクエストっぽくておもろそうやん。ひと芸いこうで!」

「ふむう。そうして一巡をしたならば、再び吾輩の元へ戻って来るのである。詳しい話はそれからなのである」

「ふん。了解した師匠。そんな回りくどい事をせずに、「今この場で教えろや」とは真っ先に思ったが、それでは尺が余って仕方がないからな。どう考えても糞展開です。本当に有り難う御座いました師匠。いえ、アホ師匠坂田師匠。とどめの一撃で師匠は失笑もの師匠」

「ふむう。煜は手当たり次第に師匠と言っておけば許されると思っているふしがあるのである。うむう。所でこのR1-M1の補足なのであるが、プロトタイプと言えどもAIなのである。通常R1-M1の意思伝達は、頭部備え付けのミニディスプレイにて文字表示されるのであるが、音声ガイド機能をオンにすれば、合成人口ボイスで芸人達の詳細や解説、はたまたツッコミまで入れてくれる有能さなのである」

「なはは、ちょっと! ちょっと、ちょっと!! その、「人工知能が仕事を奪う」的なやつやめてくれまへんか! それって俺の御役目おやくめやからね!!」

「ふむう。それからこいつを渡しておくのである。ほい、煜よ。これが約束しておったレトロゲームセット一式なのである。無論、最新のゲームも心踊るのであるが、古き良き時代の熱き魂も感じて欲しいのである」

「ふん。これだこれだよ。こいつはなかんずく楽しみだ。サンクスだぞ師匠。わざわざ綺麗な箱に一纏ひとまとめにしている所もポイント高し。めてつかわす。むふん。本日の山場はクリアーでゲットだぜ!」

「なはは、御二人さんシカトすんなよーい! 俺にとっちゃ存在意義が問われる死活問題やからな!」

「ふん。このプレミアが付いているお宝ゲームを目の前にしたら、正直今すべき事だとか、一切合切ひっくるめて、何かどうでも良くなってきたのだが?」

「いや、アカンアカン! 姫乃さんを救うって大義を捨てて、テレビゲームにのめり込むとか有り得へんやろ! もうええわ! って、ええことあるか! このノリツッコミのくだりも、もうええ加減飽きたし!」


 ふん。こうして、R1-M1によって提示ていじされる雑魚芸人共と、僕達ダダンダウンは接触する事と相成ったのだ。


 ガッデムブルシット! ……とか汚い言葉で悪態をついてしまうほどに、今の僕はわずらわしげったらありゃしないと言う心境なのだよ。←何やこいつ。

 ふん。……あ~……マジでだりぃ……。←こいつ何なんマジで。

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