第4話 仕事

次の日お母さんに外に出かけさせて貰った。車に揺られること数時間すると目的地に着いたのか肩をトントンと叩いてくれた。着いた場所は大きな湖が見れる場所だった。冷たい風やこの大きい湖を見ていると少しだが気分が良くなった気がした。自分がまさか病気にかかると思っていなかったし音が聞こえない生活なんて考えたこともなかったがこんなにも辛いことがわかった。


それから数年後……


「私はこの体験をしてこの仕事をしようときめました

他にももっと酷い障害を持っている方もいます。その方達を助けるとは言いません、その方たちの辛さは本人しか分からないのでその辛さを少しでも皆さんの力でやわらげられたらと思います。」


私は誇りを持って今日も看護師育成学校の学生にプレゼンをしに行く。


𝑒𝑛𝑑


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る