想いの渦

いつだって想いは不明瞭で

宇宙を漂うように不安定だけど


誰かの想いに振り回されることはないよ

君は君の心のままにあればいい


愛はときに悪意を含む

信頼が不信感へ変わることもある


本当を知ろうともしないで

遠くから詰ることも

近すぎて見たくなかったところまで

見えてしまうこともある


想いの渦のなかで

僕らは傷付き傷付けあう

今日も昨日も

きっと未来も


そして愛し愛される

矛盾に満ちた想いの渦で


だから怖がらなくていい

想いをさらけだすこと

怖がらなくていいんだ

愛を真っ直ぐに叫ぶこと


いつか誰かの心に届いて

想い通わせるときが来るから


君は君の心を歌って


涙も笑顔もその声音も

たとえ醜い嫉妬心さえ

君だけの唯一の輝きだから


想い想われ歩んでいこう

その歌声が渦を突き抜けるまで

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