閉じる
表示設定
目次
紫音
パステルカラーのポップスは
きっと私には似合わないわ
クラシックのモノトーンは
背のびをしても届かない
私の色を探しているの
私の音を探しているの
ほら、あの人は奏でているわ
自分だけの色と音で
自分の全てを奏でているわ
私の色はどこかしら？
私の音はどこかしら？
情熱的な赤いタンゴはいかが？
哀愁の青いバラードはいかが？
いいえ、いいえ
赤も青も素敵だけれど
タンゴもバラードも素敵だけれど
なんだか違うの
少し違うの
お気に入りを混ぜましょう
素敵な色と音を混ぜるの
そしたら私だけの特別ができるわ
紫の音色が世界へ響くわ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます