残暑の夜の散歩道

湿気を含んで夜が満ちる


サンダルの素足は

風が吹けば

ほんの少しの寒さを覚えて

一瞬だけ動きを止める


どこまで行こうか

どこまで歩こうか


残暑の夜の散歩道を

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