六月のウエディングソング
六月の優しい雨が
ウエディングソングを
純白の君が
「雨だね」なんてはにかんで
瞳をそっと揺らした
「雨の音が好き」って
君が僕に
いつだったろう?
「お母さんの子守唄みたい」
静かな夕立のなかで
手を繋いで歩いた僕たち
あの日から
離ればなれの日も
寄り添いあう日も
雨の音が僕たちを繋いでくれた
色取りどりのドレスと遊ぶ
左手の指輪と
誓いのkissは
僕たちの
格好のいい言葉も
気の利いた言葉も
言えないけれど
僕が君を愛してるって
それだけは
ずっと変わらぬ事実だから
優しい雨の音を
これからも2人で
聴いていようか
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