生きている
@okataka
第1話
友達と歩いている時に、
その友達が突然誰かに撃ち殺されたとする。
そんなことは絶対にないと言い切れるかい?
「100%じゃないけれど、そんなこと起りっこない。」
それじゃあ、お前と俺が歩いている時に、
馬鹿な酔っ払いが運転する車が俺たちのところに突っ込んでくるのはどうだい?
やはり起らないと言い切れるかい?
「100%じゃないけれど、そんなこと考えたこともない。」
それならお前はいつ死ぬと思っているんだい?
「いつかは死ぬと思っているけど、それは今日明日ではない。」
あの戦争も、あの地震も、あの事故も、あの病気も・・・
今日とは思っていなかった。今とは思っていなかった。
生きている @okataka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます