ヘィトレッド🗡デイズ

鷹山トシキ

第1話 2025年4月 

 コロナと内乱のせいで日本は荒廃し、道州制が開始され、県外に出るには関所を通らないといけないなどいろいろ大変になった。


 4月4日

 栃木市に住む朝霧和義あさぎりかずよしは飼っているシャム猫のイクサだけを友とする、殺し屋である。仕事ぶりは慎重に慎重を重ねたもので、仕事仲間の沙織さおりと、派遣社員の立花夏樹たちばななつきにそれぞれアリバイの口裏合わせを頼み、JRを複雑に乗り継ぎ、特殊な鍵束を使って路上の自動車を盗み、協力者である整備士の春田雅紀はるたまさきにナンバープレートを付け替えさせて、標的、矢吹雷蔵やぶきらいぞう(介護施設ボス)の情報と銃を受け取り、指紋と硝煙反応を残さぬよう手袋をはめ、仕事を終えると、手袋と銃を思川に捨て、タクシーで帰宅するのだった。


 💀矢吹雷蔵 1人目

 4月7日の深夜。レストラン『蔵の街』の支配人・若草以蔵わかくさいぞう殺しの依頼を受けた朝霧は、いつものように準備を重ね、依頼を遂行した。レストラン裏の倉庫で若草の頸動脈を掻き切った。

 💀若草以蔵 2人目

 現場を去ろうとしたとき、女シェフ、木村詩織きむらしおりと鉢合わせになり、まともに顔を見られてしまった。警察の聴取には俳優の山崎賢人やまざきけんとに似てると答えた。それでも朝霧は詩織を無視し、平然とレストランを出た。通報を受けた組織対策課の千葉人太郎ちばにんたろうは、街の人々を無差別に連行する作戦を敷き、レストランにいた朝霧もその対象となる。ギャルソンの柊満ひいらぎみつると詩織が警察署に呼ばれた。柊の正体は立花夏樹だった。立花は事前の申し合わせ通り、朝霧のアリバイを偽証する。

 面通しで朝霧の姿をふたたび見た詩織は、なぜか「この人ではありません」と告げたので、朝霧は釈放される。千葉警部は朝霧こそが殺し屋だと直感し、部下たちに徹底的なマークを命じる。


 4月10日、夕方。朝霧は仲間の殺し屋が待つ、宇都宮の繁華街、オリオン通りのバーに報酬の受け取り場所へ向かった。ジャズが静かに流れる。

 朝霧は酒が一滴も飲めない。

 その殺し屋は、報酬を手渡す代わりに朝霧を射殺しようとした。どことなくケンドーコバヤシに似てる。

「電気代が馬鹿にならないからな?友情なんて何の役にも立ちやしない」

 朝霧は間一髪で銃弾を避け、致命傷を防いだが、腕に怪我を負った。殺し屋は逃げた。朝霧は殺しの掟の非情さを痛感するとともに、『蔵の街』の中にまだ自分の正体を知る者がいると感づき、再び『蔵の街』をたずね、仕事を終えた詩織を待ち、ともに彼女の自宅へ向かう。


 4月12日の夜明け。朝霧は詩織に「俺のことを警察に言わなかったのは、誰かをかばったためだろう? 俺が逮捕されれば、依頼人の身も危ないからな」とたずねた。詩織はそれには答えず、「5時間後に電話して」と告げて別れた。一方その頃警察は、朝霧の愛車、MOVEのボディーの下に盗聴器を仕掛けるかたわら、千葉自ら朝霧の自宅を家宅捜索し、証言の撤回を迫った。偽証のために婚約者を装っているうちに、本当に朝霧に惚れるようになっていた沙織は、それをきっぱりと断った。


 帰宅した朝霧は、イクサが落ち着かない様子なのを見て、盗聴器が仕掛けられていることを見破り、探し出してスイッチを切る。念のためにアパート近くの公園の電話ボックスから沙織に電話するが、朝霧の身を案じた沙織は、受話器を取らなかった。再びアパートに戻った朝霧を、待ち伏せしていた昨日の殺し屋が襲った。殺し屋は銃を向けながら、「消しに来たのではなく、今度は依頼だ」と告げ、札束を積んで見せる。

 朝霧は殺し屋を殴り飛ばし、銃を奪い取って突きつけ、「その依頼を受ける前に、お前の雇い主は誰なのか知りたい」とたずねる。観念した殺し屋は「壬生を仕切る龍崎樹りゅうざきいつき」と力なく答えた。朝霧は殺し屋を撃たず、椅子に縛り付け、アパートを飛び出した。


 4月15日、早朝。朝霧はいつものように、ウォーキングの為に巴波川うずまがわの辺りを歩いていたが、すでに多数の刑事たちが張り込んでいた。桜の雨が降っている。🌸

           🌸

          🌸

 朝霧は軽自動車を盗み、修理工の春田のもとへ向かった。春田はナンバープレートを付け替え、標的の情報と銃を手渡すと、「あんたとの仕事はこれが最後だ」と告げた。一瞬戸惑った表情を見せた朝霧は、「わかった」とだけ答えた。


 夜になった。朝霧はまず、沙織の自宅へ向かった。朝霧は沙織を抱きしめ、「決着をつけてくる」とだけ告げて去った。銀色の不思議なパウダーの薫りを嗅ぐとIQが急上昇し、龍崎の隠れ家を探し当てた。


 龍崎は死んだ矢吹の実の息子だった。

 ケンドーコバヤシに似た殺し屋、宇喜多うきたの正体は戦国時代からやって来た、宇喜多直家うきたなおいえだった。

 享禄2年(1529年)、宇喜多興家の子として生まれた。一説に 備前国邑久郡豊原荘(現・岡山県瀬戸内市邑久町豊原)にあった砥石城で生まれたとされる。


 浦上村宗の敗死による混乱の中で、享禄4年(1531年)(または天文3年(1534年))、祖父・能家が暗殺され、宇喜多氏の家督は大和守家に移り、直家は父・興家と共に放浪の人生を送ったというが、興家も島村氏との諍いで横死して没落していた。村宗の跡を継いだ浦上政宗と備前を任されたその弟宗景は山陽に侵略を繰り返す尼子氏への対応を巡って分離し国衆も二派に分かれて対立したが、直家は天神山城主・宗景に仕え、政宗派への攻撃を繰り返して頭角を現す。


 軍記物では、直家は策謀に長けており、「祖父の復讐を果たすため」に島村盛実を暗殺したのを初め、舅である中山信正や龍ノ口城主・穝所元常を殺害したとされている。いずれにせよ、直家は浦上宗景の直接の家臣というより傘下の国衆として勢力を拡大、その従属的同盟者となって政宗派を制圧し、大和守家も打倒して宇喜多氏の家督を奪回した。


 永禄9年(1566年)2月、直家は美作国へ進出した備中国の三村家親を、顔見知りの阿波細川氏の浪人・遠藤兄弟(俊通・秀清)を起用して鉄炮で暗殺した。


 永禄10年(1567年)7月、直家は明善寺合戦により、それまで備前西部に進出していた備中勢の駆逐にほぼ成功する。その後も、姻戚関係にあった金川城主の松田元輝・元賢親子、さらに岡山城主・金光宗高などを没落させ、その所領を自己の知行とするなど勢力を拡大し、浦上家で随一の実力者となった。


 永禄12年(1569年)、直家は織田信長や西播磨の赤松政秀と結び、主君・浦上宗景を倒すべく反旗を翻す。しかしながら、赤松政秀が青山・土器山の戦いで黒田職隆・孝高親子に敗北し、信長から派遣された池田勝正・別所安治なども織田軍の越前国侵攻の為に戻されると、逆に宗景は弱った赤松政秀の龍野城を攻め、降伏させてしまう。これによって一切の味方が居なくなった直家は完全に孤立した為、独力での抗戦は不可能と判断し、宗景への降伏を余儀なくされた。この時は特別に助命され帰参を許されている。


 天正2年(1574年)、直家は再び宗景からの独立を狙うにあたって、まず小寺氏預かりとなっていた宗景の兄・浦上政宗の孫・久松丸の存在に目をつけ、小寺政職に久松丸の備前入りを打診し、許可を得るとこれを擁立し宗景に対して反旗を翻す。今回は久松丸の擁立と直家の事前の諜略により、美作や備前国内での宗景配下の諸氏の離反が相次ぎ、更に宗景と犬猿の仲であった安芸国の毛利氏と結び、軍事面での不利を覆す。


 天正3年(1575年)、毛利氏による三村氏攻撃にも加勢するなど、協同体勢を取った。


 同年9月、宗景の腹心であった明石行雄ら重臣たちも内応させて、宗景を播磨国へ退け、備前国のみならず備中国の一部・美作国の一部にまで支配域を拡大した(天神山城の戦い)。


 しかしながら、宗景追放後も依然として備前国内には旧浦上家臣の勢力が残っており、また宗景や一門の浦上秀宗なども播磨国からこれらと密かに連絡を取り合い、度々備前に潜伏する旧浦上家臣の煽動した小規模な蜂起に悩まされる事となる。この状況は天正6年(1578年)12月の浦上残党が一斉蜂起し、幸島を占拠するという事件まで続く事となる。浦上宗景・秀宗らが首謀者となったこの武装蜂起は一時期、天神山城を奪うなど勢いを見せ、鎮圧には数ヶ月を要した。しかし、これを期に備前国や播磨国に潜んでいた旧浦上の勢力を領内から放逐。更に宗景を援助していた美作鷲山城主の星賀光重を討ち、宗景の領主復帰の野望を打ち砕きついに宇喜多家の領内での安定した支配権が確立される事になった。


 やがて、織田信長の命を受けた羽柴秀吉が中国路方面に進出してくると、これに対抗し、天正7年(1579年)5月には信長に内応したとして東美作の後藤勝基などを滅ぼしたものの、6月前後に直家自身も毛利氏と手を切って信長に臣従する。以降美作・備前各地を転戦して毛利氏と合戦を繰り返した。


 天正9年(1581年)2月14日、直家は毛利氏との戦いのさなか、岡山城で病死した。死因は「尻はす」という出血を伴う悪性の腫瘍であったという。 その死はしばらく隠されていたため、天正10年(1582年)1月9日が公式な忌日とされている。戒名は涼雲星友。


 オメガ株はメチャクチャ強力で、おもちゃのまちバンダイミュージアムも立入禁止になっていた。

 龍崎は壬生の支配者だ。どんな施設も自由に行き来出来る。

 龍崎は『ZAKUの夢』ってワールドにいた。

 富野由悠季の立体作品。富野監督の初の立体作品『From First』をリニューアルアップした作品で、高さ約170cm、幅約390cm、奥行き約280cm。新たに追加された幻のガンダムのブロンズ像を中心に、全高約1.5mのザクの巨大キャラクターモデル(HY2M1/12ザク)が9体も使用されている。ザクが主人公となった、新しいガンダムワールドの光景が創り出されている。

 朝霧は銃口を龍崎に向けた。だが、彼は動じることはなかった。

「親父を殺すように依頼した奴は誰だ?」

「答える義理はない」

 朝霧の人差し指がくの字に曲がった。

 バンッ!

 龍崎の眉間に穴が開いた。普通ならこの瞬間に冥土に落ちるが、龍崎は百の目を持つ鬼へと姿を変えた。

 ある伝説には、大曽(宇都宮市大曽)を通りかかった藤原秀郷ふじわのひでさとのもとにふしぎな老人が現われ「大曽村の北西にある兎田という馬捨場にゆけ」と告げたので向かったところ、十丈はあろうかという大きさで、百の目をもつ刃のような髪の鬼が姿を見せたので、弓を射って退治したとされる。矢を受けて去った百目鬼は明神山で倒れたが毒気と炎を放ちつづけ、本願寺(宇都宮市塙田、後に宇都宮市鶴田町に移転)の智徳ちとくという僧の法力によって成仏をするまで人々を困らせていたという。

 朝霧は銃を我武者羅に撃ったが、百目鬼は倒れなかった。

 弾が切れ、絶望の淵に立たされたとき立花が駆けつけた。

「おめぇ、どごにいっでたんだ?」

 あぁ、訛りが出ちまった。朝霧の悩みの1つだ。

「受け取れ」

 立花は朝霧に弓矢を渡した。

 朝霧は高校時代、弓道をやっていた。

 足踏みの体勢を取る。

 射位しゃい(弓を射る位置)で的に向かって両足を踏み開く基本動作。

 最初に「執り弓の姿勢」(弓を左手、矢を右手に持ち両拳は腰に、両足を揃えて立つ姿勢)を取り、続いて「射位」に入り「足踏み」を行う。「射位」で的右手方向を正面にして立ち、両足爪先を結ぶ線の延長に的の中心が来るように両脚を左右に踏み開く。両足底は外向きに約60度開き、両足爪先の間隔はおおよそ身長の半分程度。踏み開き方には以下二種の様式がある。

「一足開き」…顔を的に向けたまま左足を的に向かい半歩踏み開き、次に右足を一旦左足に引きつけて右外側へ扇のような軌道を取りつつ踏み開く。

「二足開き」…顔を的に向けたまま左足を的に向かい半歩踏み開き、一旦目線を足下に取り右足を外側に半歩踏み開く。

 朝霧は一足開きを選んだ。

 

 足踏みの次は胴造り。足踏みを基礎として、両脚の上に上体を安静におく動作・構え。

 弓の下端を左膝頭に置き、弓を正面に据える。右手は右腰の辺りに置く。

「足踏み」と共に弓を引く為の基本姿勢を作る。

 

 胴造りの次が弓構ゆがまえ、矢を番えて弓を引く前に行う準備動作。

 構え方にはふた通りある。

「正面の構え」…体の正面にて取懸とりかけて構える。

「斜面の構え」…体の正面にて取懸けて左斜め前(自分から見て)にやや弓を押し開き、手の内を整え構える。

 朝霧は後者を選んだ。

 

 弓構えの次は打起こし。

 弓を引き分ける前に、弓矢を持った両拳を上に持ち上げる動作。

 次の「引分け」へ繋げるための動作。「打起し」には大別して以下二種の様式がある。

「正面打起し」…正面の構えからそのまま弓矢共々両拳を垂直に持ち上げる。

「斜面打起し」…やや弓を押し開いた斜面の構えから両拳を左前方に打起こす。

 朝霧は斜面に構えてるので、斜面に打起こした。


「引分け」

 打起こした位置から弓を押し弦を引いて、両拳を左右に開きながら引き下ろす動作。

「引分け」には以下三種の様式ある。

 

 正面に打起した状態から左拳を的方向へ送り腕を伸ばし、右腕は弦を支え右拳を左拳と高さを合わせながら肘を張り、途中止めずに左腕は弓を押し開きつつ右腕を引き下ろし、次の会へ繋げる。礼射系に由来する射法の引分け方。


 正面に打起し、引分けの途中「大三だいさん」:押大目引三分一おしだいもくひけさんぶんのいちの略。弦を3分の1程引き取った状態で一旦動作を止め、一呼吸置いた後、さらに引分けて会へ繋げる。武射系に由来する射法の引分け方だが、足踏みは一足開き・二足開き双方とも組み合わせられる。


 斜面に打ち起こした状態から弓を押し開きつつ右腕を引き下ろし、会へ繋げる。あるいは、引分けの途中「三分の二」(矢が眉毛の高さ、弦を3分の2程度引き取った状態)で一旦動作を止め、一呼吸置いた後、さらに引分ける。武射系に由来する射法の引分け方。

 

 引分けの次がかい

 会は形の上では引分けが完成され(弓を引き切り)、矢が的を狙っている状態をいうが、射手の心理からいえばむしろ無限の「引分け」である。


 矢は右頬に軽く添え(頬付け)、小鼻の下部から上下唇の間(口割り)の高さ以内に収める。

見た目上は静止して見えるが身体的には「会」に入った後も力を掛け続け、次の離れへと繋げる。


 その次が離れ、矢を放つ、あるいは放たれた時の動作の事。

 右腕が大きく右方向に伸びる「大離れ」、右拳が右方向に僅かに移動するに留まる「小離れ」、その中間の「中離れ」がある。

 三種の内どの離れに至るかは「引分け」〜「離れ」に至る力の掛け様により異なってくる。

 朝霧の場合は『大離れ』だった。

 弓矢は真っ直ぐ飛躍し、百目鬼の胸を貫いた。

 グワァァァァッ!!百目鬼の断末魔がミュージアム内に響き渡る。


 朝霧は残心ざんしんの姿勢を取った。

 矢が放たれた後の姿勢。「残身」とも書く。「離れ」後、そのままの姿勢を数秒保ち、心身ともに一息置く。

 精神を意味して「残心」、身体で意味して「残身」と書く。

 朝霧はミュージアムを後にした。

 💀3人目 龍崎

 

『蔵の街』で皿洗いのバイトをしていた津田沼男つだぬまおには透視能力があった。まさか、藤原が生きていたなんて。津田は高校時代に藤原武蔵ふじわらむさしを徹底してイジメていた。

 技術の時間にきりで腕を刺したり、プールの時間に水着を脱がしたり、修学旅行の前日に鳩尾みぞおちを思い切り殴って気絶させたりした。

 藤原は夏休み明けから学校に来なくなった。

 大学時代に藤原が首を吊って自殺したとの噂を聞いた。

 それにしても、藤原は出川哲朗に似たブサイクだった。神様に頼んでイケメンにしてもらったに違いない。

「どうして、とどめを刺さなかったんだ!」 

 津田は朝霧のアパートにいた。椅子に縛られた宇喜多を思い切り蹴った。

 津田は副業として龍崎の運転手もしていた。

 宇喜多が、龍崎から朝霧を殺すように指示されていたことを前々から知っていた。

「戦国時代に戻りたいか?」

 津田には時空を自由自在に操る能力もあった。

「ああ」

「草壁を殺したら教えてやってもいい」

 草壁鈴くさかべすずは戸田恵梨香に似た総支配人だ。かつては副支配人だったが、朝霧に若草を殺させてボスにのし上がった。

 若草時代はそこそこ給料が良かった。草壁になってから保険料まで上がって、能力が上がらないならクビを切るとまで言い出してきた。

「どうするんだ!?やるのか、やらねぇのか!?」

「やっ、やります!!」

 

 

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