慟哭

第1話馬鹿だね

自分でもどうして何度も、何度も裏切られる

信じていたのに

どうして私を決めるの？

私はいい人じゃないし

弱いし

人間が少し怖くなった

苦労していれば、可哀想なの？

でもね

凄い傷でも

本人にしたら、たいしたことじゃないかも

小さな傷でも

深く刺さる傷であったり

私は信じていた人に

急に縁を切られた

1度目の傷

2度目の裏切り

大したことないかどうかは

私が決める事

勝手な妄想で

発言で

住む世界が違うって

何？

？？？

それしか頭に思い浮かばなかった

次に信じていただけに

凄いショックで

私は泣かないけど

心は血を流している。

思い出もあって

苦しくて

濃厚な日々

全部嘘だったの？

私に何も言わずに

自分の感情だけで

自分の何が悪かったのか

苦しくて 苦しくて

私は猫を抱きしめる

料理を黙々と作る

子供の好きな料理を

バラバラに作る

人の楽しいそうな姿を見て癒される

猫と何気ない時間

まだ、傷口は血を流している

それだけ尊敬してた

言葉も立派な事を言うが

どうなんだろう？

って思って

傷口はカサブタになって

ボロボロになった私は

1つ学んだのは

年齢じゃない

心の成熟度

子供は私の好きな物を買ってきてくれて

ママは騙されやすいから

傷つきやすいから

しばらくワガママ言っていいよ

嬉しいかった

責めないで

猫もそっと傍にいて

子供も傍にいて

人間ってそんなに強くないから

覚えていて欲しい

言葉1つで人は死ぬ

経験していても分からない人は多い