ツバキの方針とプロフィール【一部読破後の設定ネタバレ】
○活動方針
カズへの未練を断ち切り、ゼロとの恋愛から新しい価値観を得られたツバキは、やること自体は変わっていないが気持ちが軽くはなり気ままに自分探しの旅に出ることにした。大きな目標を見出せずに迷子になっていた自分が少しでも人付き合いから救われたこともあり、貧困地区などのまさに今冒険者の救いを求める地域への活動をすることで、自分の存在意義を確かめようと考えている。基本的に冒険者を必要とする最前線で活躍したいので、そのための準備としての報酬調達や腕試しなどを予定してもいて、活動的なギルドを渡り歩き依頼を受注していこうと計画している。自分の旅にひと満足した上でカズを中心としたギルドが自分にあったスタイルなら構成員になることも検討してくれる模様。
○事前報酬
竜種を直接討伐した者に次いで報酬が沢山得られている。さらに嬉しいことに魔力が無限なことを利用して毎日の上限額はあるが魔力を売ることも可能なために、プラットフォームなどでその日暮らしをする分には十分な資金は得られる。ただし直接報酬には還元されないために資金を物資に交易してからさらにその物資を商いするなり還元しなくてはならないので手間にはなるが持続的かつ一定の資金調達が可能なのは便利にもなる。新米冒険者時代の物資調達くらいなら財布に優しい利点である。
【プロフィール・設定】
○年齢(冒険者は見た目上の年齢)
17歳。まだ大人になりきれていないくらいだが年相応な発育は済ませている。
○体格
身長159センチ。細身過ぎずにしかし出るとこは平均的に成長しているバランス型。ただしウエストは鍛えているためにかなり細く綺麗なくびれと程よい腹筋が自慢。そこからくる尻の曲線もなかなかに魅力的ではある。
○見た目
つり眉なため言動も合わさると怖い印象を受けやすいものの、仲間からは笑顔がめちゃくちゃかわいいとお墨付きを得ている。少しでも印象を良くしようと『まずは見た目の第一印象から』という友人からの勧めで毛先をふわっとウェーブをかけてみたところ、本人は素っ気ない感想を述べるだけであったが内心はとても気に入っている。戦地で活動することも考えて髪は一度短く整えてから伸ばすつもりはない。結果的に長髪を好いていたカズとの決別でもあるだけに新しい恋人ができてリクエストでもされない限りは伸ばすこともないと考えている。髪色は赤系統なのだが鮮やかな赤ではなく紫に近い暗い赤紫であり、攻撃的な印象を少しでも和らげてくれるような落ち着いた色合いなのが狙ってもいるような色合いである。
○性格
仲間思いで優しい性格。スミレもお姉さんポジションになることもあるが、こちらは気の強い姉御肌のお姉さんとなる。しかし打たれ弱い面もあるのでアズキに出遅れることもしばしばであった。間違いや疑問に思ったこと、他に不意に出る感想などは棘のある物言いをしてしまうため高圧的や冷徹など相手に怖い印象を持たれてしまう。知り合いからはもう少しオブラートに包んでおければいいのにと忠告されている。本人にもその自覚はあれど指摘せずにはいられないのか、そのことで誤解を生みがち。照れ屋で素直になれない性格でもあるが知り合いに見せる無邪気な笑顔がとても可愛い。
○個性
魔法の適性範囲が広く多種多様な魔法を扱えてカスタマイズ性が高い。実際に魂に刻印して扱うことができる魔法は限られてしまうが刻印魔法も扱うことができるので、ツバキ単体で手札の入れ替え作業ができてしまうために、臨機応変に魔法を入れ替えることが可能である。しかし刻印魔法の適性はあっても練度はまだ足りないために即時魔法の入れ替えはできないので、戦況分析をしても時間をかけなければ弱点をつけないこともある。
○能力
【痛覚遮断の加護】
初期報酬で必要になるだろうと獲得済み。
【月明かりの道標】
夜目が効くようになる神の加護の一つ。名称通りに月が隠れたりすると効力は落ちてしまうが、初期報酬を一気に注いで完全までに解放してどんな状況だろうと自然環境でなら視覚は奪われない。その他特別なチカラによる視覚の遮断には耐性が僅かに出来た程度であり、同系統の加護を得ていけば重複効果で魔眼のような防御耐性すら得られることはできる。探知能力がほぼないツバキは視覚による気配を察知できないと死活問題になるためにいち早く獲得して夜間の活動ができるようになっている。
【魔力回復EX 無限の魔力】
魔力の回復が規格外に強まったユニークスキル。魔力が無尽蔵に湧き空になることがない。呪いとまではいかないものの魔力の回復が必要がないため食が細い。おそらく全世界適用のSSランク相当だが希少すぎて情報が乏しいために追加効果や副産物があるのかも含めてツバキ自身が研究対象になるレベルの希少かつ強大なチカラである。魔法に制限がない世界でなら無類の強さを発揮できるが、扱える魔法もとうぜん才能により決められてくるので両方併せ持つツバキは大魔法使いとしての活躍が見込める。
呪い:索敵探知魔法が一切扱えないため視認内にのみ対象を捉えることしかできず視認外となると感覚頼みか、他者にバックアップしてもらうしかない。
【刻印魔術・魔法Bマイナス】
アイテムの所持者を決定したり魔石などに魔力を込めて魔法を刻んで遅延魔法を扱えたりと情報に干渉する能力の一種。刻印系統で一番オーソドックスな魔法をツバキは得ている。適性魔法を扱うために魂に刻む作業は誰でも可能だが、そこからの入れ替え作業などのメンテナンスは魂に干渉できる術士でないとできないためにギルドに一人以上は欲しい人材でもある。また貴重なアイテムの所持者を決定して安全に持ち帰るための作業にもなるので、旅に同行させたい人材にもなる。現時点でのツバキの練度は作業自体は申し分ない程に効力が発揮できるが作業時間はまだかかってしまうのでその分のマイナス判定となっている。
○戦闘
接近戦も怖じ気ず行える度胸と判断力はあるが瞬発力と反応速度には前線を張るには見劣りしてしまう。ただ扱える魔法の多さから近距離から遠距離までどの分野だろうと最適な位置にて戦闘を行えるためにチーム構成を選ばずに参加できる強味がある。その上で一番理想とする立ち位置が長距離からの時間を得てからの大魔法の連発であり、それを可能とするのがツバキの無尽蔵の魔力と遅延魔法の適性である。純粋な火力で押せる相手であれば撃てれば必勝と言ってもいいレベルの圧倒的な火力を生み出せるが、異世界にはツバキのようなチート級の強者が沢山いるので、それに対抗できるチカラを求めてもいる。
○恋愛
ツバキ→ゼロ
初恋は実らずに終わるも同時期に気になり始めたゼロに優しくされると一気に彼に惹かれてしまい恋に落ちてしまう。しかしゼロの方は独特の価値観を持っていて、ツバキが運命の人ではないとして縛られることを嫌い恋は絶対にないと言い切ってしまう。しかしゼロからしたらツバキは特別に干渉したい相手にもなっただけに、その場限りの愛情だけは与えるというセフレのような関係性に落ち着いてしまう。ツバキ自身はゼロに振り向いてもらおうと試行錯誤をしたが、ゼロは靡かずに終わり「もう一生この人とは恋愛はできない」のだろうと悟ってしまう。それでも関係性は断ち切れずに時折時間を見つけては再開して愛し合うだけの関係性を維持したまま冒険者生活がスタートしてしまう。そしていつかはどちらからともなく別れてしまう運命なのだとツバキは感じとっている。
ゼロとも恋は実らせることができずに悔しい思いをするにはしたが、それ以上にもらった温もりがあるのでツバキはゼロを恨めしく思うことだけはなく感謝すらしている。ただ願うなら処女だけは好きな人に捧げたいので、自分がゼロを好いている間にゼロに抱かれてしまいたいという乙女な感情も持っていて、そのためにゼロとの関係は残したまま報酬を沢山得て愛の契りを解放する旅でもある。
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