前のエピソード――第2話　深海のような走馬灯

しばらくして彼の目が醒めた

「（あれぇ、俺刺されて死んだんじゃ…奇跡的に助かったのか…にしてもここは病院なのか。天井が木で壁も木でできており…とにかくナースコールしないとな）」

とその時

（バブーバブーバブーバブー）

「（バブー？まさかね笑）」と彼は乾いた微笑みを浮べ隣を見た

「（なんで赤ん坊がここにいるんだ、まさか最近の研究では患者の隣に赤ん坊がいると早く治るとかと言う研究結果が出たのか…いやそんなの聞いたことが…）」

「バブーーーーーーえぇ嘘ぉババブーブーバウサ耳と尻尾がバブ生えてる」

彼は今までそんな人物を見たこともなかったのでかなりパニックになっていた。

「（落ち着けおれ、まずは観察だ…………………………………………………うん本物だな。OKOK次は覚えてる最後の記憶をおもいだそう）」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「（えぇーと確か俺のことを神崎　詩俺を虐めてる主犯格が俺の事を抑えて、担任が俺を殺した。ハサミで頭を滅多刺しにして床に血の海ができて脳みそも床に飛び散っていた。

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「（うん…俺異世界転生してるね）」と妙に冷静になってるときに

パタァパタァパタァパタァとスリッパの音が聞こえてきた

「（ヤバい誰かくるってどうしようもないのか）」

ガチャ

部屋に入っきたのは

スレンダーのウサ耳の生えた兎人びと、犬耳の生えた犬人、耳の長いエルフが片手に哺乳瓶の入った籠をもち赤ん坊の所によって、皆を抱っこしミルクを与えた。

「（うぁー奇麗だな。・・・次俺の番じゃね）」と思った時にエルフのお姉さんが俺を抱えてなにか言ってきた。

（$rgv#rhcc&gdvc）

「（何言ってるんだ？前の世界で勉強したどの言語でもない。何を言ってるんだ）」と未知の相手に怖がってると口に哺乳瓶を入れようとしてきた

「バブーブーババブーやめろ俺はそんなのを」

強制的に哺乳瓶を口の中に入れてきた

「（うん意外といけるなこれ、なんのミルクだろ…）」とそんなことを思ってると

腰までかかったロングのエルフが微笑みながらこっちを見つめていた。

エルフの手にいた赤ん坊彼も自然と笑みを浮かべたら

（＄％６＊ｄｈｂ）

「（何を言ってるんだ？）」と思いながらとある決意をした。

「（とりあえず、早くこの地の言語を習得するか、幸い元の世界で母国語の日本語は勿論の事、中国語、韓国語、英語、フランス語、アラビヤ語、ペルシヤ語を習得したからな、何かしら役にたつだろ）」と彼は思った。

7ヶ月語

「（なんとかこっちの言葉を理解できるようになったな、幸いに赤ん坊の為に脳が柔らかすぎるので乾燥したスポンジが水を吸う如くに言語を理解したな、まだ読み書きはできないけど職員の話では1歳からは絵本などを読ませてもらえるからその時に覚えるか…）」

その時

パタァとドアが開きいつも世話をしてる

兎人のリーア

犬人のクレン

エルフのイザベラ

が皆の頭の上に手を置き名前を呼んでいった。

そしていよいよ俺の晩が近くなってきた

イザベラが俺の隣人である兎人のエスメの頭に手を起き微笑んでついに俺の番になった。

（はい、エルヴィス君魔力を測るよ）

「（成程今日は魔力測定の日だったのか、確かこの世界では上から

S＋

S－

A＋

A－

B＋

B－

C＋

C－

E＋

E－

と成っていて上からエスプラス、エス、エス－となっている。S－は神の遣いレベルＳは規格外の存在、S＋は神の子してレベル訳されており、A＋は大天才Aは天才とされている。基本的にこの世界は魔法を一般的に使う世界らしく最低でもB－がないと生活するのは厳しく、Eランクに関してはもう頑張れと言われてる始末だ）」と考える内にイザベラの頬から涙がポツンポツンとエルヴィスの顔に落ちるのだった。

「ばぷーチたぁ？どうした？」

（嘘ぉ、あんまりだわ、何でこんなことに）と言いってからイザベラは泣きじゃくりながらこう言った

（エルヴィス貴方は…