負け組少年の下剋上

谷村 幸男

Season1 最悪な終わり

2023年の10月13日の金曜日の昼頃、南関東にある坂外学園高等学校地獄の2年D組から学園中に響き渡る程の怒鳴り声が聞こえた。

Dクラスの担任の正先生の声だった

(てめぇブサけてるのか、俺の悪口を言ったろ)

真汰「なんの事ですか、僕は先生の悪口なんて言ってませんよ」

(嘘つくな、先生の所にお前が悪口を言ったって、届いてるんだよ)

と言うとクラスで邪悪にみちた笑い声が嫌でも耳に入ってきた。

「(きっと、また誰かが虚偽の報告をしたんだな)」

(おい、なんで無視してるんだよ)

「無視してませんよ」

(調子に乗るな)

と言った次の瞬間先生が教卓のうえにあるハサミに手を伸ばすのだった。

「(おいおい、嘘だろあんに殴られた事は合ったが凶器を使ってはないぞ、ヤバい死ぬ)」

と思い逃げようとした瞬間

神崎 詞俺を虐めてる主犯格『先生の話は終わってないよ、にげんなよ。俺達友達だろ俺はお前に逃げてほしくないんだよ』と笑みをうかべるんだった

真汰はろくにご飯を取れてなかったので高校2年生の男子とは思えない身長153cm体重39キロだった、そんな彼が自分の体重の倍がある相手からは逃げられる筈もなく真汰は悟った

「(あぁ俺ここで死ぬんだな………

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