第84話 慈光寺のタラヨウジュの樹
84 慈光寺のタラヨウジュの樹
平成20年5月22日
慈光寺にはときがわに行った時、何回か寄った事がある。
4月の桜の時季もいいし、その後に咲くシャガの花も
目を楽しませてくれる。
駐車場に車を入れると直ぐに小さな建物があって
不定期に土産物のような物を売っている。
その脇にある山道を歩いてゆくと慈光寺への参道になる。
趣のある門が石段の上にあって良い感じだ。
ここは坂東三十三観音の9番札所でもあり、札所巡りを
している時もお札をもらいに来た。
本堂の真ん中にタラヨウジュの樹がある。
木の葉の裏に字を書いて情報のやり取りをしていたらしく
ハガキの語源になったという。
結構大きな樹なので描いて見たくなった。
丁度花の時季で黄色い花をつけている。
大きな紙を出して樹に対面して描いていると何か不思議な
気持ちになった。
黄色い花の所に小さなお地蔵様が乗っているように見えた。
私の頭の中で考えた事なのか実際に見えたのかわからない。
いや、見える筈はないから想像に違いないのだが
これを布絵に出来ないだろうかと考えたが
未だに無しえないでいる。
表現の方法に悩んでいるからである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます