第2話覚悟を決める
遺書を書いた俺は、死ぬ準備を始めた。
俺に必要なのは、推しだけだ!推しのグッズを隠している時に、テレビをつけっぱなしだったのを思い出し、テレビを消しに行った。
俺は、またもや絶望した。
俺には某アイドルグループの推しがいる。が、その推しが枕営業していたと報道されていた。お相手は、50代のおっさん社長。
そのおっさんの顔が映し出される。
俺が勤めていたブラック企業の社長じゃねえか!!
俺は、某アイドルグループの推しのグッズを焼却処分し、他の推しのグッズを隠す。やっぱ、二次元しか勝たん!
死ぬ準備ができたので、俺は死んだ。
俺は、飛び降りる度胸も無いので、首吊り自殺した。めっちゃ苦しかった。
「ここが…。」
何だか、暗い所に居た。ここに本当に母さん居るのか?
何か、光り輝いている人来た。
「何しにここへ…?」
「母さんに会いに来ました!」
すると、光り輝いている人は、渋い顔をした後、口を開いた。
「お母様は、もう、転生されましたよ?」
「え、ええー!?」
最後の希望も打ち砕かれ、俺は、悲しみに咽び泣いた。
「貴方も転生させます。」
その声を最後に、俺の意識は急激に遠のいていった。
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