友達な彼女

親友が新しい趣味に目覚めた。

沢山楽しそうに満面の笑みでその趣味についてはなす姿はとてもとても可愛い。


ただその趣味をし始めてから遊びに行く頻度が激減した。仕方ないよね。ハマっちゃった時は私も夢中になっちゃうものだもの。


でもね、会った時に趣味の話ばかりしないでよ。今あなたの目の前に居るのは私なんだよ?分かってる?


楽しそうに幸せそうに話さないでよ文句言えないでしょ可愛いんだから。大好きなの。

でも嫉妬しちゃう。


でもただの友達だから何も言えないんだよ分かってよ。


親友がある日私に聞いた。

「一緒にやってみようよ。楽しいよ。」


あーあ。なんでそうなるの違うのねぇ違うの。



「一緒にやってくれるなら、始めてみようかな。」


嫌い。

親友の趣味なんて大嫌い。私の大好きな親友取らないでよ。

めちゃくちゃにしてやる。嫌い。



「嬉しいなぁ!」





攫わないでよ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る