2022年1月25日 16:55 編集済
カフェーの夜への応援コメント
どうも~。ご無沙汰しております。流しイモです。以前いただいた返信コメントからこちらの作品を読みに来て、やっと読み終わりました! 全体的に『誰かを待っている人へ』と比較して本音と建前の二律背反が色濃く描かれている印象でした。そして、どうしようもない現実を受容し、後悔の念を抱きながら生きていったり、自分の中の葛藤をひた隠しにしたりと中々、厳しい現実を見せられたような気がしました。ちなみに自分は『逃避行の駅舎にて』の昨日の自分をゴミにして捨てる描写の部分の『覗くんじゃねぇバカヤロウ』の一節が胸に沁みましたね。こうした作中の人物の本音を読者にありのままにぶつけるスタイルは自分の中で新鮮でした。それでは、長々と書きましたがこれにて失礼します! 新作を公開されたようなので、またそちらの方も読みにいきます! それでは~。
作者からの返信
こんにちわ、です。流しイモ様、拙作「女の小話」を読んでいただきありがとうございます。このシリーズのテーマはズバリ”葛藤”です。単純な”勝ち負け”では解決しない相手を向こうに、あるいは自分自身への勝ち目のない戦いに身を投じるおんなたち。男なら100%出し切れれば、偉いぞ立派と、もてはやされますが、おんなは女と男200%出し切る覚悟で挑まなければ男に対し、社会的な意味での”勝ち”はないと言っても過言ではない場合が多くあります。おんなの成功者というのはそういう存在なのです。有能な上司、よくできた部下として、そして良き妻であり母でもあることをも求められ、それを達成してもその評価は不確かです。嫌われ妬みの標的になる場合もある上、それは”女だから”という理不尽な根拠によってです。でも女たちはしなやかでしたたかです。男は一瞬にすべてを賭けますが、女は勝つまではそれを決してやめないのです。こんなことは男にはまねできません。そして、そんな女の葛藤はまっすぐな一筋縄ではいきません。それこそがドラマです。ところで本作を駆動させる最大要因は歌手のAdoさんの歌でした。そうです去年前半、「うっせいわ」で大ヒットの彼女です。ええ、今頃なの~かもしれませんがそうなのです。斬新です、なおかつ10代では並外れた歌唱力で圧倒する実力の持ち主。才能とはこういうもんだよを地で行く彼女の歌とその声に大いに触発されたのです。彼女の歌う女性もズバリ戦う女、それをパワフルで繊細でエンタテイメントに歌い切るAdoさんが本作の原動力になりました。曲よりも歌詞よりも歌声の力が半端ない。僕にとって北島三郎の歌う「与作」にも感じた感激がそこにあったのです。(サブちゃんの声が聴きたい)長々と書きましたが、詩は読んで声に出すことを前提に書いてます。(声は出さないけど…)のどのリズムを文に載せて再現する。まさに文章を唄う(歌う)のです。詠うと言ってもいいです。それでは流しイモ様、またのお越しをお待ちしております。
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カフェーの夜への応援コメント
どうも~。ご無沙汰しております。流しイモです。
以前いただいた返信コメントからこちらの作品を読みに来て、やっと読み終わりました! 全体的に『誰かを待っている人へ』と比較して本音と建前の二律背反が色濃く描かれている印象でした。そして、どうしようもない現実を受容し、後悔の念を抱きながら生きていったり、自分の中の葛藤をひた隠しにしたりと中々、厳しい現実を見せられたような気がしました。
ちなみに自分は『逃避行の駅舎にて』の昨日の自分をゴミにして捨てる描写の部分の『覗くんじゃねぇバカヤロウ』の一節が胸に沁みましたね。こうした作中の人物の本音を読者にありのままにぶつけるスタイルは自分の中で新鮮でした。
それでは、長々と書きましたがこれにて失礼します! 新作を公開されたようなので、またそちらの方も読みにいきます! それでは~。
作者からの返信
こんにちわ、です。流しイモ様、拙作「女の小話」を読んでいただきありがとうございます。
このシリーズのテーマはズバリ”葛藤”です。単純な”勝ち負け”では解決しない相手を向こうに、あるいは自分自身への勝ち目のない戦いに身を投じるおんなたち。
男なら100%出し切れれば、偉いぞ立派と、もてはやされますが、おんなは女と男200%出し切る覚悟で挑まなければ男に対し、社会的な意味での”勝ち”はないと言っても過言ではない場合が多くあります。
おんなの成功者というのはそういう存在なのです。有能な上司、よくできた部下として、そして良き妻であり母でもあることをも求められ、それを達成してもその評価は不確かです。嫌われ妬みの標的になる場合もある上、それは”女だから”という理不尽な根拠によってです。
でも女たちはしなやかでしたたかです。男は一瞬にすべてを賭けますが、女は勝つまではそれを決してやめないのです。こんなことは男にはまねできません。そして、そんな女の葛藤はまっすぐな一筋縄ではいきません。
それこそがドラマです。
ところで本作を駆動させる最大要因は歌手のAdoさんの歌でした。
そうです去年前半、「うっせいわ」で大ヒットの彼女です。
ええ、今頃なの~かもしれませんがそうなのです。斬新です、なおかつ10代では並外れた歌唱力で圧倒する実力の持ち主。才能とはこういうもんだよを地で行く彼女の歌とその声に大いに触発されたのです。
彼女の歌う女性もズバリ戦う女、それをパワフルで繊細でエンタテイメントに歌い切るAdoさんが本作の原動力になりました。
曲よりも歌詞よりも歌声の力が半端ない。僕にとって北島三郎の歌う「与作」にも感じた感激がそこにあったのです。(サブちゃんの声が聴きたい)
長々と書きましたが、詩は読んで声に出すことを前提に書いてます。(声は出さないけど…)のどのリズムを文に載せて再現する。
まさに文章を唄う(歌う)のです。詠うと言ってもいいです。
それでは流しイモ様、またのお越しをお待ちしております。