8への応援コメント
ゆるいなりに真面目にやってるし、和気藹々とはしてないけどギスギスしているわけでもないという、フィクションでは描かれることの少ない、リアルな文化部の雰囲気という感じですね。あんまり張り切るとやんわり諌められるというのは、そういった熱量やテンションを壊したくないというのが無意識にあるのでしょうね。
そして竜田くん、認識すらされてなかった…!「平凡で無印象」というのをこれでもかとボロクソ思われてますね…笑
で、でも今会えたから! 眼中には入ったからワンチャンはあると思います!(正直どうかなぁ…)
作者からの返信
こんばんは、こうした感想や考察のあるコメントをいただけるのはとっても有り難いです。
そうですね。ゆるさというのもある意味作られたバランスでしょうからね。
メンバーそれぞれの志向性とか組み合わせによる微妙なさじ加減で部の雰囲気って結構変わりますよね。そこが面白いと思います。
佳朋の竜田に対する認識については、要は顔と名前が一致してなかったということなんですが、そうはいえども竜田のマスコット的なうざキャラはあんがい佳朋のある面と親和性が高いかもしれません(?)。
作者個人からして、竜田は決して嫌いな人物でないのですが……(笑)。
7への応援コメント
「壊れた玩具のごとき奸計」はひどいですね笑…そんなに入りづらいんなら諦めればいいのに…でも諦められないんですね。今さらですが、この竜田くんが「アゲ」で間違いないですよね?
そして福士くんの所属している書道部、このそこまで善い人たちでもなさそうだし微妙に居心地の悪そうな感じが、逆に居心地が良さそうで好きです。居ていて罪悪感のない雰囲気、とでも言えるのでしょうか…
作者からの返信
そうですね(笑)、竜田は謎に佳朋に執着してるところがあって、要するに見境がないので、こういう辛辣な書き方になりました。
そうです。すんごく安直なんですが、竜田揚げということで、周囲の女子からは気まぐれに「アゲ」と呼ばれたりします。
ありがとうございます。福士には、部活にはただ自分がやりたいことをしにきているんだという芯があり、そういった部分ではとても強いので、周囲からは特に構われようが構われなかろうが、どうでも構わないみたいです(笑)。
4への応援コメント
佳朋さんと近藤くんのこのまだ腹を探り合ってるような微妙な余所余所しさ、良いですね。相性が良すぎて、逆にファーストインプレッションが同族嫌悪寄りになってしまった感じでしょうか?
あとお母さんと普通程度に仲が良さそうなところ、こういう性格の女の子としてのリアリティがあって好きです。
作者からの返信
こんばんは。
感想をお寄せいただけて大変嬉しいです。
ちょっと張り切って表現を捻りすぎましたかね(笑)、正直に書いてしまうと、二人の間の微妙さをそのように表現していただいて、ああ確かにそういった面があるかもなあ、と気づかされた次第です。
「心中相手にするにはちょうどいい感じ」という、これまたほどよく捻くれた表現をここに置いておきます。
佳朋の「口調」と彼女が使い分けている「顔」とに関係があることを、この家庭でのやりとりではじめて明示したのですが、そうした本人でも意識しないような切り替えの部分に現実味を感じていただけたのなら嬉しいです。
またこちらに大変詳細なレビューまで投稿してくださって、感激しております。
ありがとうございます。
福来さんの作品にも、まだ数話程度しか拝読できていないので、また明日以降ゆっくりとお邪魔させていただきます。 ~長々と失礼いたしました~
2への応援コメント
ありますよね、なんの気なしにちょっと言われたことを、本人はすごく気にしてしまうってこと。
そして佳朋さん、やっぱり有名な子なんですね。良くも悪くもあのレベルで気の回る高校生がそうそういるとは思えませんし。
作者からの返信
そうですね。
何か余計なことを言われて、鏡のあるところで自分を意識し始めるのが桂南で、そうじゃなくても常に意識しまくりなのが主人公という感じです。
おっしゃる通り、(変な言いかたですが)佳朋は若年寄というか、歳不相応なほど気が付きやすいところがあります。
それが傷つきやすさかどうかというのは、また別の話ですが……。
こちらにまでコメントいただき、ありがとうございました。
9への応援コメント
未来の記憶とでも呼ばうべきひとつの盲目的な信仰←この感覚、わかる気がします。竜田くん、きっと何度となく想像してきたのでしょうね…しかし実際は…
彼らに特有の引き切れたような神経質さを垣間見させる悪姿勢←これはもうハッキリ目に浮かびます…笑 ちょっと男子ィ、ちゃんと座んなさいよ! 一応寛いでてそうなってるはずなんですけど、実際は姿勢を正すのに必要な余裕や鷹揚さらしきものが足りてないからこうなってるんですよね。
…というか竜田くんはなんでこんなアウェイなの…!? まあ、スカウトと称したナンパかましてるような人ですからね。ちゃんと仕事してるのかな…?
そして「頭足人」笑 この渾名こそ藪から棒ですよ!? もうよほど胴体が貧弱か、よほど顔の印象が強いかだったんでしょうね。
作者からの返信
こんばんは。本文中の具体的な表現にまで目を向けてくださって感謝です。
そうですね、彼はどちらかというと先生や先輩(が、この場合イジり倒される)に可愛がられるタイプで、同年代からは煙たがられがちで女の子にもいまいちモテないけれど、性格には裏表ないといった感じなので、まあ、……まあそうなりますよね。
実行委員たちの佇まいについての部分は、あまり考えずにスラスラっと出てきた表現だったので、そこを感覚的に掴んでいただけたのなら嬉しい限りです。
言わんとしていたことをそのままコメントにてご指摘いただいてます。
竜田は……大丈夫ですよ。ある意味では彼が一番働いています(笑)
ひとまずこれ以上は余計な注釈は付け加えないでおきますが!
例の「頭足人」などという随分な渾名は、単に「顔のサイズが大き」くて、「凄味のある」面構えだという第一印象に由来するものです(笑)。そしてこれは佳朋の中では今後も変わらないものと思われます。
最後に、いただいたコメントは大変執筆の励みになっています。
ありがとうございます。
私のほうからもまた是非お邪魔して、感想や考察のコメントを書かせていただきますね。