エピソード20 ガランスへの道
考える栞さん。
さいわい追試がなかったので……
栞さんは、自分の作品も更新しつつ、スズカワサトシの作品と、その読者、さらに小説サイトの動向などを巡回していたのだが。
(よかったわ。追試がなくて)
創作活動に、親から横やりが入るのは困る。
(叔父さん、最近更新多めだな……)
聞くところによると。
(叔父さん、書いている途中で『やられた!』て言うらしいじゃない。それで、それに対抗する展開を考える時もあるって。
書いている時なら、わかるらしいのね)
〈白の地〉で〈彼ら〉に、作者によらない展開がされた感触が。
(どういう感覚なんだろう)
(それに、巫女さんとか、ニヤちゃんとか、あちらの人にも会ってそれぞれの事情を知ったりしているから、それも展開に影響するよね?)
これからどうなるのか。
よくわからない。
わからないから、せめてできることをする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます