叔父の部屋にあったものさらす。『日影丈吉傑作館』

●『日影丈吉傑作館』2015 河出文庫


日影丈吉は昔の作家で、ほの暗く幻想的な描写がとても魅力的なのだ、と、そういえば叔父がいつだか言っていたような気がする。


巻末略年譜にこんな内容のことが。


昭和18年(一九四三)35歳のときに日影丈吉は出征したそうなんだが、そのとき姪に「叔父さんの宝物だから、東京が危なくなったらどこかに預けてほしい……」と原稿を託したと。


ん? 甥に小説サイトのアカウント管理託してた人がいたな? まさか? あれにもし深い意味がないなら、単に好きな作家の真似っこか?

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