普段は陰キャな俺だが、実はハイスペックでイケメンな件

クリームメロンパン

第一章俺の陰キャ生活がー!

木村京と言う人物について


 突然ですが、皆さんは「陰キャ」と言うとどのような外見を想像するだろう?

 俗に言う陰キャと言えば、根暗で独りぼっちで会話をほとんどせず、いざ話す時にオドオドしている。と言った人の事をよく指す言葉だが、丁度これに該当する男が1人いる。


    誰であろう俺である!


 常に髪を目の当たりまで下ろし丸眼鏡をかけ、出来るだけ独りぼっちで極力会話をせずいざ話しかけられるとオドオドした話し方をする。

 まさに陰キャの代名詞と言えるだろう!


 そんな俺の名前は「木村 京」19歳。


 平和農業大学食品科学科の2年生で、自慢じゃ無いがこの大学に友達と呼べる人間はいない! 

 だが数人だけ知り合い程度はいる……筈?


 そんな俺だが、もちろん最初からそんな陰キャだった訳ではない。

 刑事である父の影響により、小さい頃から中学まで柔道の道場に通い、高校では合気道を習っていたので、上下関係などはそれなりに分かっている。

 さらに料理研究家の母からは、料理を教わりながら何故かマネージャーのような事をさせられていた為、嫌でも処世術を鍛える事が出来たのでそこそこ社交的だ。


 しかし俺は、中学の時に起こった事件がきっかけで、同世代の人とはうまくコミュニケーションがとれなかったりする。


 そんな俺が陰キャになった原因についてはそのうち話すことにしよう。

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