三重県へ は 2021年12月19日(日)

晴れ


 普段、暖房をつけっぱなしで寝る文化がない私は、暖房の効いた部屋は暑すぎた。途中で暖房を消した。

 

 4時ごろ目が覚めて。

 

 朝8時から食事だから7時には起きようと思うと、2度寝できなくて布団の中でウダウダしてて、ふとスマホみたら、速報で女優さんの死亡が流れてきてた。どうやら自殺らしい。私からしたら、順風満帆なようにみえてたけど、やっぱり皆、色々抱えて生きてるんだよね。竹内 結子さんの時も「なんで?」って思ったけど、自殺する人のほとんどは、何の前触れもなく命を絶つんだよ。

 またワイドショーで芸能リポーターとかが私見を言いたい放題いうんだろうな。私はあれが嫌だ。専門家でもない素人がさも専門知識があるかのように偉そうに、付け焼刃のその場だけの知識をひけらかす。

 そもそも、芸能リポーターって必要? 人の秘密や粗さがしして、恨みも随分かってるんだろうな。


 閑話休題

 

 友達が朝日を撮りに行くというので、部屋を出て行った。私はそんなのできないから、窓を開けて朝日を見る。水平線を覆うように雲がかかってて朝日は見えなかったけど、富士山は見えた。

 寒すぎて、一気に体が冷えた。


 再び布団に逃げ込んで7時頃なんとか起き上がる。


 友達にと旅館に迷惑かけられないと言う気持ちと、もう一度温泉に浸かっておきたいという欲求で起きられた。

 温泉は今朝も貸し切り。朝温泉は最高だ。潮騒とトンビのピーヒョロロロって鳴く声と。ため息が出るくらい最高だった。

 部屋に電話が来るまで部屋でぼーっとしてた。


 

 電話が鳴って夕食を食べた部屋へ移動。


 朝食が豪華すぎて・・・・ごはんのお供の小皿が沢山とお味噌汁。後から運ばれてきた鰤の煮つけがメインで終了かと思いきや、その後、カマスの干物とヒラスズキの照り焼きが運ばれてきて驚いた。

 こんなボリュームのあるしかもちゃんとした豪華な朝食なんてここ何十年と食べてないと思う。


 普段朝は食べないか、食べても菓子パン1個とかの私は、案の定、満腹。なんとかギリギリ食べきった。

残すのはもったいないし、折角作ってくれたのに申し訳ないと言う気持ちでなんとか食べた。後、今日午後から行く予定のおかげ横丁で昼食が食べられないと思った(人が多すぎて)から、しっかり朝を食べた。


 安乗灯台へ行きたかったから、9時30分頃チェックアウト。


 バスの時間が11時。バス停を確認してみたら、私たちが昨日降りたバス停から1つ先のバス停が旅館から歩いてすぐだった。


 事前情報で安乗灯台があるのは知ってたんだけど、何も期待してなくて、ただ灯台があるだけだろうと思ってたんだけど、夕食の時に配膳してくれたおばちゃんが灯台に登れることや、近くに特産の干し芋を使ったパフェとかを出すカフェが9時30分からやってるのを聞いて、バスの時間までに行くことにした。


 見送ってくれた女将さんから、灯台に行く途中に安乗神社があってそこに旅館組合が作ってる巨大絵馬が奉納されてると聞いて観光がてらお詣りした。フグ御籤が売ってた。


 安乗灯台は全国に15基しかない灯台の形をしている珍しい灯台らしい。灯台マニアではないからそこに感動はなかったけど、とにかく景色が綺麗だった。

 見物料300円で灯台に登ってみた。高さに少し足がすくんだ。眼下の海では海女さんが素潜り漁をしてた。見てるだけで寒い。

 海のある景色はやっぱり良い。


 ゆっくりしすぎてバスの時間が迫ってたけど、何とか干し芋パフェを食べられた。あれだけ朝ごはん食べたのに、甘いものは別腹。

 ちらほらカップルもいたから、デートスポットなのかな?


 急ぎ目にバス停まで戻ってバスが来るまで、名残惜しい海の風景を目に焼き付けておいた。




 次に続く。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る