第2話 「あいうえお」から「あいえおう」の時代へ
愛(あい)の意味は言霊で言えば、わたしがいるという事。
つまり有る、という事でもあり、有り難うの意味でもあるのである。
日本語からはじまり、愛は英語のアイでもある。わたしが存在する事が愛であり、不変であり、主体である。
そして、世界を創っているのはあくまでも主体であるという事。
例えば、この文章を読んでくださっているあなた。あなたは主体であり、
この文章の世界はその主体に従うものであり、書いているわたしもあなたに従うだけの存在なのである。
わかりやすく言えば、【面白いか、面白くないかはあなたが決める】見ている主体が決めるという事である。
いくら書いた側が面白いと言っても判断するのは見ているあなたであり、主体であるあなたがいるから、主体の反対側である客体のわたしが存在するのだ。
つまり主体側から見た世界、感情、存在、欲望、知識、そして判断こがすべて。これを表したのが、五十音である。
この並べ方によって世相が決まるのだとしたら...
【あいうえお】と【あかさたなはまやらわ】→欲望と金
【あいえおう】と【あたかはまらなやさわ】→経験に基づいた判断力と自由意志(つまり自分軸という事)
これまでの世界は文明を発展させる為、「あいうえお」だった。これからは、「あいえおう」と順番が変わるのかもしれない...
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