第9話

 放課後、僕らは秘密基地に集合した。

「なあ、これからどうする?」

「そのことなんだけれど、今夜、また三つ池に行こうと思う。遅くならないうちに帰ることにしよう」

「それはいいけど、魔女に会えるかな?」

「それはまだ、分からないよ。ところで、まだ話していなかったことがあるんだけれど、僕のところに届いたメールの中で、気になるものがあったんだ。それをプリントしたのがこれだ」

 シスターという人からのメールをみんなに見せた。

「これ、本当かもしれないわね。だって、シスターが嘘をつくはずがないもの」

「それを確かめに、本人に会いに行こう」

「おい、本人って、誰だか分かったのかよ」

「たぶん、メールの送り主は、藤ヶ丘四丁目にある聖マリア教会のシスターだよ。アドレスからすると、これは個人のパソコンだ。名前が入っている」

 シスターのアドレスにはsayuriとつづられている。

「さゆりというのが彼女の名前だろう。正直に本名をアドレスに使っているんだと思う。文面からしても生真面目な性格の人だと感じたからね」

 みんな、僕の意見に異論はないようだ。

「じゃ、さっそく行ってみましょう」

 長谷川さんが一番張り切っているようだ。聖マリア教会には、僕らも初めて行く。仏教徒の僕らを、シスターはどう迎えてくれるのだろうか? 正門は開け放たれていた。敷地内に、シスターが一人庭の手入れをしている。

「こんにちは」

 僕があいさつすると、彼女はにっこりと微笑んで会釈し、僕らに近づいてきた。一見若そうに見えたが、たぶん三十くらいだろう。

「こんにちは。あなた方は、藤ヶ丘小学校の生徒さんですね。わたくしは西岡早百合と申します」

「吉田です。右から内野、山田、長谷川です」

「吉田君ね。知っているわ。わたくしの話しを聞きにいらしたのでしょう? 思ったとおり、利発そうなお顔立ちをしているわ」

 西岡早百合は、僕らが来ることを予見していたのだろう。シスターという特別な存在は、何か不思議な力を持っている気がしてならない。

「やはり、あなただったのですね。僕にメールをくれた方は」

「ええ、中で話しましょう。さあ、どうぞ」

 シスターにうながされて、僕らはチャペルのとなりにある建物に入った。そこはシスターの宿舎のようだ。

「こちらでお待ちになってください」

 と通されたのは応接室。場違いな感じがして、落ち着かないのは僕だけではなかった。重厚感のある本物の革張りのソファに慎重に腰を下ろした。

「なんか、俺ら、ビップ待遇じゃねぇ?」

 内野は立派な調度品に、きょろきょろ目を向けている。

「もう、男子って……」

 僕らの落ち着きのなさに、長谷川さんは、さも迷惑だといわんばかりだ。

「失礼します」

 早百合は紅茶の入ったポットと四組のカップとソーサーを持ってきた。

「どうぞ召し上がってください」

 カップを並べて紅茶を注いで、僕らに差し出した。

「おかまいなく」

 僕の言おうとしたセリフは、長谷川さんに取られてしまった。

「あら、子供は遠慮しなくてもいいのですよ」

 そう言って、彼女もソファに腰を掛けた。

「さっそく、お話をうかがってもいいですか?」

「ええ、お話ししましょう。あれは、十年前のことです。今のような陽気でしたから、五月だったと思います。わたくしはシスターになったばかりでした。まだ、日が昇りきらない明け方、庭の清掃をしようと表に出ましたところ、赤ちゃんの泣き声がしたのです。最初は、空耳かと思ったのです。その声は門の方から聞こえていたので、そちらへ向かうと、今度は低くしゃがれた、なんとも悲しそうな泣き声が聞こえてきたのです。赤ちゃんの泣き声はそのとき消えました。老女のような泣き声はだんだん遠くなっていき、それもまた消えていきました。そのとき新聞配達員がバイクで来て、新聞を郵便受けに入れようとして、手を止めていました。あの声に気がついたのか空を見上げていました。わたくしもそちらを見ましたら、何かが飛んでいくように見えたのです。しかし、わたくしは自分が聞いたものが幻聴ではないかと思い、その人に今の声を聞いたのですかと、尋ねることができなかったのです。あとになって、あの慟哭は空へと消えて行ったのではないかと思うようになり、気になってしかたがありませんでした」

「そうですか。ありがとうございます。僕の方からも、あなたの疑問にお答えすることができます。その新聞配達員ですが、その当時の出来事を、僕の父が本人から聞いたと言っています。彼の証言によると、黒い服に黒いとんがり帽子の魔女が、赤ん坊を抱えてほうきに乗って空へと舞い上がっていったと……。僕もそれを聞いたとき、少し胡散臭いと思ったほどです。だって、早朝ですよ。そんなにはっきり見えるものじゃないでしょう。しかし、彼が朝の薄暗さに慣れていたとしたら? 僕らより夜目ががきくのだったら、朝陽がのぼりかけていたら? そう考えると、鮮明に見えていたのかもしれない。ただ、彼一人の証言だけで、信じるわけにはいかないだろう……。そう思っていましたが、あなたの証言で、また少し、信憑性はあると感じました」

「そうなのですね。これで、わたくしの思い違いではなかった分かりました。ただ、シスターであるわたくしが、魔女の存在を信じているなんて、公にはできません」

「分かっていますよ。僕らは秘密を漏らしたりはしません。安心してください。一つ質問ですが、はっきりと見えなかったのに、なぜ、魔女だと思ったのですか?」

「それは……。わたくしが子供のころに魔女の噂があったから」

「それはもしかして、二十年前のことじゃないですか?」

「えっ。まさか、あなたたち、あのことも知っているのですか?」

 西岡早百合の話しによると、彼女の在所は薮田だった。つまりマッキーと同じ集落だったのだ。

「それじゃ、早百合さんはマッキーのことをご存じなのですね?」

「ええ、よく知っているわ。健二くん、マッキーって呼ばれているのね。彼はとてもやんちゃで、私が六年のときなんか、同級生を引き連れて探検ごっことか言って、山の中を十キロも歩いて、集落の大人が総出で探したことがあるんだから。隣の集落の少年たちと縄張り争いとかいって、集団でけんかをしたこともあったわ」

 マッキーの話しになると、西岡早百合は急に口調が変わった。そのことに気がついたのか、彼女ははっとしたように口に手を当てた。

「あら、わたくしとしたことが……。ついおしゃべりに夢中になってしまったようで」

 意外なつながを知ったところで、僕らはシスターに礼を言って教会をあとにした。

「なあ、マッキーのネタ、新聞で公開しようぜ」

 内野はさっそく、マッキーの新情報に食いついた。

「ま、追い追いに。今はミッションが先だろう」

 内野はちょっと残念そうだ。いったん秘密基地に行き、これまでの情報をまとめてみた。

「魔女について、それぞれの証言をまとめてみると、共通点がある。まず一つは、魔女出現場所。三つ池を中心とした半径3キロ以内というところ。二つめ、十年という周期。三つめ、五月ということだ」

「まってよ、三つめはどこから分かったの? 莉子さんが失踪したのが五月だったなんて、一言も聞いてないよ」

「ああ。だけど、彼女が、三つ池で見た花が季節を教えてくれたんだ。おおいぬのふぐりは春の花、カタバミは夏の花だ。その二つが同時に咲くのは五月。はっきりとは言い切ることはできないけれど、大体その時期になるんだ」

「へえ、さすがね。学校の成績はいまいちだけど、雑学の知識はあるのね」

「失敬な……」

 彼女の言っていることが事実なだけに返す言葉もない。

「まとめるとこうだな。魔女は十年の周期で、五月の三つ池に姿を現す」

 と内野がまとめた。

「そういうことだ」

「それじゃ、時間はどうなるのさ。夜の九時じゃなくても現れるということなの?」

「それはカルノリッチさんが言ったように、気まぐれに現れる時空のゆがみに合わせて魔女がこちらの世界へ、姿を現すんだろう」

「ということは、何も夜の九時でなくてもいいってことなのか?」

「そういうこと。だから、今夜はもう少し早い時間に行ってみようか」

「賛成」

 三人の声がきれいにそろった。

「ねえ、一つ疑問なんだけれど、魔女はどうしてこちらの世界に現れるんだろう?」

 そういえば、目的は何だろう?

「そうよ。人間界に来る必要なんてないじゃない」

「やっぱり、うわさどおり、俺ら人間を奴隷にでもする気じゃないか?」

「まさか、それはないと思うよ。カルノリッチさんの話しを信じるならば……」

 しかし、僕には魔女の本当の目的が何なのか、まったく分からなかった。

「私、思ったんだけれど、魔女って女のひとよね?」

「当り前じゃないか」

「ということは、母性本能が反応したんじゃないかしら? 十年前の出来事では、赤ちゃんの泣き声を聞いて現れた。そして、抱きかかえ、魔女の国へ連れて行った。二十年前の場合も、カルノリッチさんは寂しくて泣いていたら魔女が現れた」

 まさか、彼女にそこまでの推察力があるとは思わなかった。というより、女の子ならではの考えだったのかもしれない。

「君の言うとおりだ。僕にはそこまで考えられなかったよ。母性本能か……」

「だったら、話しは早い。三つ池で泣いたらいいんだ」

 内野はこれで問題解決という満足顔でそう言った。内野以外は、ここからが難問だということを認識してため息をついた。

「なんだよ、うかない顔して」

「考えてもみろよ。僕らは六年だ。三つ池で泣く役は誰がやるんだ?」

「あっ」

 ようやく分かったようだ。莉子と同じ五歳の少女を連れてくるわけにもいかない。だからと言って、このメンバーでは泣く役なんていないだろう。まして内野が泣いていたら……。そう思って内野を見ると笑いが込み上げてきた。それを必死にこらえていると、内野が急にひらめいたようで、ポンと手を打って僕を見た。

「いるじゃないか。泣き虫な妹がさ」

「おい、無茶を言うなよ。確かにあいつは泣き虫だけど、三年だ。おいそれとは泣けやしないよ」

「麻里ちゃんにはかわいそうだが、三つ池に置き去りにしてみるとかさ」

「ひどい!そんなことさせないわよ。だから男子って嫌なのよ」

 長谷川さんは腕組みして、内野を睨みつけ、ほほを膨らませてた。

「冗談だよ。そんなに怒るなよ」

「きつい冗談だな。仮にも僕の妹だぞ」

「だから、冗談だってば」

 内野も言ってから、場の空気がピリピリしていることに深く反省しているようだ。デカい身体を丸め、小さくなっている。それでもまだデカいが……。

「冗談じゃなくて、その方法が妥当だと思うけど」

 場の空気をさらっと流してのこの一言。

「山田よせ。それ以上言うと長谷川に怒られるぞ」

「何よ、私はそんなに乱暴じゃないわ。山田君の意見は聞いてあげてもいいわよ」

 この言葉に、内野はあっけにとられている。そのあと、長谷川さんの山田には寛容な態度に、これは差別だとぶつぶつ小声で抗議した。

「麻里ちゃんに演技をしてもらえないかな? 魔女が現れたらその姿をカメラに収める。ただし、魔女を刺激しないようにね。怒らせたら大変だから」

「そんなの危険だ。相手が魔女だってことを忘れちゃいけない。僕らに騙されるとは思えないな。山田には悪いがそんな愚策に賛成できないよ」

 これ以上論じていても、堂々巡りだ。しばらく誰もが口をつぐみ、考え込んだ。その時、基地のドアがいきなり開けられた。飛び込んできたのは……。

「お兄ちゃん、やっぱりここだったのね。ビッグニュースよ。さっき、四年生の子が教えてくれたんだけれどね、三つ池で魔女の声を聞いたんだって。さあ、早く」

 突然飛び込んできて、風のように僕らを翻弄し、巻き込んでいくとは……。兄貴の僕も彼女の行動は予測できない。しかし、今は行動ありきだ。急いで三つ池に向かった。

「声聞いたってのは、確かなんだろうな?」

「もちろんよ。私の知っているその子は、私に嘘はつかないわ」

 山田は腕時計を見ると、

「今は四時半だ。麻里ちゃんがその話を聞いたのは、今から、何分前?」

「たぶん、二十分前くらいかな? 学校で遊んでいたら、その子に会ったの。魔女の話しを聞いて、すぐに知らせに来たのよ」

「そうか、魔女、まだいるといいんだけれど……」

 自転車を走らせながら、僕らはあることに気がついた。

「ビデオカメラ……」

「まさか、こんなすぐにチャンスが訪れるとは思わなかったから」

「デジカメも、集音機も持ってきてないよ」

 そうこうするうちに、三つ池に到着した。基地から三つ池までの距離はおよそ一キロ。自転車なら五分で着く。茂みに自転車を置き、僕らは息をひそめた。しばらく待ったが、風が木の葉を揺らす音が聞こえるだけで、何も起こらなかい。辺りはまだ明るかった。

「出直そうか?」

「そうね」

「準備してからまた来よう」

「時間は?」

「夕食後に集まろう。僕のうちは六時半から夕食だから、七時半に秘密基地に集合だ」

「私はもう少しここにいる。魔女の声を聞いたって本当のことなのよ」

 麻里は嘘じゃないことを証明したいようだ。

「分かっている。信じているよ、お前のこと。けれど、準備があるから、いったん帰らなくちゃね。先に帰ってるよ」

 ほかの連中は、もうすでに解散していた。麻里を置いて、ひとまず帰ることにした。どうせ、一人で寂しくなってすぐに帰って来るだろう。

「ただいま」

 家には誰もいないようだ。母さんは買い物に出かけたのだろう。玄関を駆け上がると、さっそく準備を始めた。今日こそはカメラに収めたい。山田のやつも、今回のミッションは気合が入っているようだ。空想好きの彼にはこの『三つ池の魔女』というテーマは魅力的なのだ。

「それにしても。山田が麻里をおとりにすることに賛成するとは、彼らしくないな」

 独り言を言いながら、ビデオカメラの映像をパソコンの画面に映していると、一瞬何かがよぎったように見えた。まさかと思い巻き戻してみると、それはコウモリだった。

「なんだ、まぎらわしいなぁ」

 再生して画面を見ていると映像が少し乱れた。

「今のは?」

 気になって巻き戻して、コマ送りにしてみたが、魔女は映っていない。音を上げてみたがザーザーという雑音のほかは何も録音されていなかった。

「集音機の方はどうだろう?」

 録音を再生してみると、風に揺れる木の葉のカサカサという音と、二人の女子が歩いている、朽ち葉と小枝を踏む音がはっきり聞こえた。風の鳴る音と、かすかに笑い声のような音が入っている。

「まさか」

 予期せぬことだった。その場にいた僕らには何も聞こえなかったのに、ここにはしっかり録音されている。

「魔女の声なのだろうか?」

 風の音がそんなふうに聞こえるのかもしれない。

「ただいま」

 玄関で、母の声がした。買い物から帰ってきたのだろう。そのあと、階段を上がってきた。

「賢一。麻里がまだ帰らないんだけど、あんた何か知らない?」

 時計を見ると、五時半になっていた。

「心当たりならあるよ。探してくる」

「お願いね。ちょっと遅いから心配だわ」

「分かった。じゃ行ってくるよ」

 麻里のやつ、本当に一人で魔女が来るのを待っているのかなぁ? 怖がりなくせに。内野と山田に連絡を入れ、予定より早く三つ池に向かった。

「おい、急にどうしたんだ?」

「麻里が帰っていないんだ。もしかしたら、まだ三つ池で、魔女が現れるのを待っているのかもしれない」

「まだ明るい時間だけれど、三つ池はもう暗くなっているんじゃないか? きっと麻里ちゃん怖くて逃げだしているだろう」

「だといいんだけれど……」

 魔女に連れ去られていやしないかと、内心穏やかではなかった。


 三つ池を囲む藪に着くと、麻里の自転車はまだそこにあった。僕らはそこへ自転車を置き、池の方へ向かった。

「麻里、いるんだろ?」

 返事の代わりに、麻里のすすり泣く声が聞こえた。

「お兄ちゃん……」

「麻里!」

 池のほとりにしゃがみ込む彼女を見つけた。それと同時に、麻里の目の前に立つ人物が目に入った。

「おい、マジかよ」

「魔女だ」

「……」

 魔女は僕らに気がついているはずなのに、麻里しか見ていなかった。僕はすかさず麻里に駆け寄り、抱え込んだ。ビデオを撮ることよりも、妹を守る方が重要だった。

「魔女……」

 内野たちの後ろから声がした。

「長谷川?お前」

 内野は驚いて彼女を見た。

「山田君から連絡をもらったの」

 長谷川さんはそう言って、ビデオカメラを魔女に向けた。

「人間よ。おやめなさい。わたくしの存在は知られてはならない」

 清らかに澄んだ美しい声で魔女は言った。魔女がスティックを振ると、光の粒子がほとばしり、それは長谷川さんのビデオカメラを弾き飛ばし、地面へ落した。僕はそのすきに麻里を連れて、魔女から離れた。

「わたくしはお前たちの目的を知っている。これは警告です。これ以上わたくしたちのことについて調べるのは許さない」

「なぜ、魔女のことについて調べてはいけないの? 私たちが知ったらどうなるの?」

「答える必要はない」

 僕は麻里を長谷川さんに預け、前へ進み出た。

「そうだよ。魔女の言うとおりさ。その昔、ある国では魔女狩りという恐ろしい殺人が行われたんだ。人は自分と違う者を排除しようとする。人種差別もその一つだ。魔女が存在するということを知れば、また同じような悲劇が起こるだろう。しかし、魔女さん。すべての人間がそうとは限らない。僕らはただ、あなたの存在が知りたかっただけ。そして、できればあなた方の住む魔女界を見てみたいと望んだだけです。カメラを向けたことは謝ります。どうか、許してください」

「ほう、お前は賢い。だが、記憶を消さしてもらうよ」

 そう言って、スティックを振り上げたとき、、僕と魔女の間に黒い穴が出現した。

「いけない! お前たち、逃げなさい」

 黒い穴は次第に大きくなり、僕は吸い込まれそうになった。山田と内野が引き留めようと僕の身体を引っ張った。しかし、穴の引力は強く、逆らうことができない。あっという間に三人とも吸い込まれてしまった。

「何てこと!」

 魔女はそう言って、僕らに続いて穴へと身体を滑りこませた。

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