第6話 面白い漫画って何だろう…名作:進撃の巨〇に学ぶ

2日前、Comicoで15話をアップしました。


ハートは徐々に減って行くのが普通ですが、8話だけハートが増えたのです。

8話はアクションシーンがある話。


読者はアクションを求めているのかと、15話はアクションをばっちり描いた回でした。

しかしハートはふるわず…


まぁ、各回ハートは10以下なので、分析できるほどの事ではないのかもしれません。


さて、日々面白い漫画ってなんだろうと考えているのですが、自分が好きな漫画って何だろうと考えてみました。


鋼の錬金術〇

カウボーイビバッ〇

風の谷のナウシ〇

進撃の巨〇


順番はつけられない。

どれも一番好きなのです。


そして、気が付きました。

第5話でラブコメが好きだと書きましたが、自分が好きな漫画にラブコメ要素が一つもない!


韓国ドラマのラブコメはめっちゃ好きです。

でも、持ってる漫画にラブコメ漫画は一つもなかった!


この話を後輩にしたら、

ちょっと壊れた世界観のファンタジーが好きなんですねと言われた。


何という事でしょう。

そうだったのか!


最近、はまってしまった作品があります。

進撃の巨〇です。


実は最近、BGM代わり進撃の巨〇のアニメを流しながら、漫画を描いていたのです。


しかし、あまりに面白くて漫画をかくどろこじゃなくてアニメに見入ってしまいました。


なぜ、私がこんなに面白いと思ったのかを考えてみました。

たくさんあるのですが、3つだけ書きます。


※人が面白いと思うポイントは違うと思います。あくまで私、個人の感想です。

 ここからはネタバレを少し含みます。


①巨人がいる世界にすごい興味心をそそられる。


 そして少しずつ、巨人の謎が明らかになっていくところがたまらなく面白い。

 主人公のエレンが最初の頃に巨人に食われてしまい、エレンは主人公ではなかったの?と思ったくらいです。

 

 そしてなんと、エレンに巨人にまつわる秘密があり…

 ミステリー要素がたまらないのです。


②絶望感がすごい


 巨人は人を食べるし、なにしろ大きいので半端なく強いのです。

 そんな巨人に囲まれたときの絶望感は鳥肌が立ちます。


 すごく印象的なシーンがあって、スミマセン、どうしても書かせてください。


 主人公エレン(男子)と幼馴染のミカサ(女子)が巨人に囲まれたときの話です。

 ミカサは、大きな巨人も倒してしまう、すごい強い兵士です。


 そんなミカサとエレンは巨人に囲まれ、仲間もたくさん殺されて絶体絶命のシーン。

 ミカサはそこで、死を覚悟したのでしょう。

 そこで、口下手で根暗な感じのミカサが、エレンに告白しようとするのです。


 私は涙しました。

 いまだかつて、こんなに残酷で悲しい告白シーンがあったでしょうか。


③リヴァイ兵長がかっこいい。マジで惚れる。

 

 リヴァイ兵長だけでなく、キャラクターの個性がそれぞれしっかり描かれている所が素晴らしいのでしょう。


 基本的な事ですが、なかなかできないものです。


 私の小説の中でも、ティファニーとフローマーはとても似てしまったなと思っています。


 リヴァイ兵長に戻りますが、最強の兵士がリヴァイ兵長なのです。

 最強の兵士は主人公ではないというところが、ポイントなのでしょう。

 

 主人公のエレンやミカサがピンチの時に現れて助けてくれるのですが、戦闘シーンが本当にかっこいいのです。


 私は戦闘シーンがあまり好きではなく、映画とかでは目をつぶったりしてしまうのですが、リヴァイ兵長の戦闘シーンは3回巻き戻してみてしまいました。


 人と街の中で戦うシーンです。

 地面すれすれを立体起動装置をつかって、銃弾から逃げる激しいアクションです。

 

 漫画でもポーズや構図がすごくかっこよくて忘れられないコマなのですが、アニメでは、漫画では表現できないエフェクトやスピード感…。


 本当に忘れられないシーンです。


 リヴァイ兵長のかっこいい戦闘シーンは他にもたくさんありますが、長くなりのでやめておきます。

 (特に毛の生えた巨人と戦うシーン)


③立体起動装置

 作者はなぜ立体起動装置を思いついたのでしょう。

 本当に天才です。


 立体起動装置とは、人間の腰に取り付ける装置で、そこからフック付きのワイヤーが伸びて、壁や巨木にワイヤーをひっかけながら、人間は飛ぶことができるのです。


 巨人を倒すためにこの装置が作られたという設定なのですが、このワイヤーで人間が吊られながら戦うというシーンが斬新なのです。


 ワイヤーで上や横からぶらさがっているので、今までにない構図の戦闘シーンが描けて、それがかっこいいのです!


 簡単に、ワンシーンだけ紹介させてください。

 倒れている人に大丈夫と声をかけるミカサのシーンなのですが、ミカサは立体起動装置をつかって上から吊られているので、足が床についているのではなく、壁に両足が付いているのです。


 こんな何気ないシーンでも、絵がとてもかっこいいのです。



 長くなってしまいました。

 こんなにはまってしまった作品は、本当に久しぶりで、この熱い気持ちを書きたくなってしまったのです。


 漫画、全巻読みました。

 最後の方は、広げた話をしっかり回収して、少し切ない終わり方でした。

 でも、本当に大好きな作品です。


 作り上げられた世界観、巨人の謎、かっこいいキャラクター達、絶望的な世界のなかで一生懸命いきている人々、そういうポイントが面白いのだろうと思いました。


 私もこんなに面白くて、素敵な作品をいつの日か作ってみたい…。


 



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