遠く顔も知らないあなたへ

君は生まれてから常に存在し続けられる自分に気づいたのならそれで十分だ。

間違えを指摘されたとしてもその考えを行った自分は存在しているということは正しい。

悲しみや苦しみは避けなくてはいけないものではない。それにたどり着くまでの自分の考えがあるのだから。それに浸っていればいい。今の君を超える悲劇はあらゆる映画を見ても存在しない。

何もしなくてもいいだろう。君に見合うだけの事柄が周りにないのだからそれが正しい形だ。

慎ましい幸せに不満を唱えればいい。そこには誰も口にしない理由があるだろう。


私には好きな言葉がある。

「小説家になれないなら何者にもなりたくない」と言って学校を脱走した小説家。ヘルマン・ヘッセの言葉だ。


君自身であれ!そうすれば世界は豊かで美しい!

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